子供は棒で物をたたく遊びが大好きですよね。
物を思いっきりたたきたい1歳、2歳にピッタリなのが、トンカチおもちゃです。
トンカチでボールやペグをねらってたたくのは意外と難しいですが、できた時の達成感は大きいです。
指先や手の発達にも良いので、ぜひ遊んでほしいおもちゃです。
ここでは2歳向けトンカチ遊びのおもちゃの遊び方、おすすめ品、遊んだ様子と効果についてご紹介します。
トンカチ遊びのおもちゃは何歳から?
・ボールタイプは1歳6ヶ月頃から
・ペグタイプは2歳頃から
トンカチおもちゃにはボールタイプとペグタイプがあります。
ボールはペグより大きく、強くたたけば一度で打ち落とせるため、1歳6か月頃から遊べます。
ペグはトンカチを正確に当てる必要があり、何度もたたかないと沈んでいかないため、難易度が上がります。
ペグタイプはトンカチに慣れてきた2歳頃からがおすすめです。
ここでは、ペグタイプについてご紹介します。
ボールタイプについては、こちらの記事をご参照ください。
※年齢は目安ですので、子供の成長を見ながら取り組んでください。
体の発達を促進!トンカチ遊びおもちゃのねらい
①手や腕の発達を促進する
2歳児は手や腕の動きがだんだんと洗練されてきて、1歳児よりも細かい動きができるようになってきます。細いペグをねらってたたくことにより、自分の意思どおりに手や腕をコントロールできるようになります。ペグは力を入れてたたかないと沈まないので、腕力もついてきます。
②集中力が身につく
細いペグをねらってハンマーを当てるには意識を集中する必要があります。何度もペグをたたく事で集中する経験を積み重ね、長い時間集中できるようにしていきます。
2歳向けおすすめのトンカチ遊びおもちゃをご紹介
トンカチおもちゃを選ぶポイントとおすすめ品をご紹介します。
木製とプラスチック製どっちがいい?
各メーカーからいろいろなトンカチおもちゃが出ていますが、大きく分けるとペグ部分が「木製」と「プラスチック製」があります。
木製ペグは子供が力を入れて何度もガンガンとたたいても壊れにくいのがメリット。長く使えるのがいいです。
プラスチック製ペグは値段の安さがメリット。他にもいろいろなおもちゃを買ってあげたいと思うと、2000円前後に値段を抑えられるのはありがたいです。
子供の好みやご家庭の事情に合わせて選ぶといいと思います。
おすすめのトンカチおもちゃ6選
木製ペグ、プラスチック製ペグそれぞれのおすすめ品をご紹介します。
木製ペグのトンカチおもちゃ
①大工さん(ニック)
ペグタイプのトンカチおもちゃで人気のニック社の大工さん。
ペグをたたくと穴の中に入っていき、もう片方の穴からペグが押し出されてきます。ペグが押されていく様子を横から見る事ができます。
ペグを片手で持ち、もう片方の手でたたく必要があるため、両手がうまく使えるようになってくる2歳頃からがちょうどいいです。
上面に開いている他の穴はペグさしができるようになっています。ちょっと値段が高めになりますが、プレゼントなどにもいいです。
②ハンマートーイ(ユシラ)
耐久性が高くシンプルな作りのトンカチおもちゃ。白木のペグが木の温もりを感じさせます。
大人が指で押してもなかなか沈まないくらい、ペグが固めに作られているので、たたいた後の達成感が感じられます。力の強いお子さんにもおすすめです。
ペグが下まで行ったら、ひっくり返すと元に戻ります。
③ハンマーペグ(プラントイ)
表にはおひさま、裏には雲が描いてあるかわいいトンカチおもちゃ。
ペグの数が4本と少なめで、手で押すと沈むくらいの固さです。ペグとペグの間隔が広めなので、集中しないとトンカチがなかなか当たりません。
ペグが下まで行ったら、ひっくり返してまた始められる仕組みです。
プラスチック製ペグのトンカチおもちゃ
④とんかちトントン(ハペ)
カラフルなペグが8本ついているハぺの人気トンカチおもちゃ。本体両端、ペグ、トンカチがプラスチック製なので、軽くて簡単に持ち運びできるのが魅力です。
両端のプラスチック部分にはゴムのラバーがついているので、子供がペグをたたいても本体が動きにくくなっています。ペグは青、緑、オレンジ、黄色が2本セットになっているので、色合わせもできます。
⑤ファースト パウンダー(ハぺ)
初めてのお子さん向けトンカチおもちゃ。カラフルなトンカチがとてもかわいらしく、ペグが6本と少なめなので遊びやすいです。
ペグ以外が木製でできているのにお手頃な価格なのがいいですね。
⑥とんとんハンマートイ(B.Toys)
ペグで形合わせができるユニークなトンカチおもちゃ。
ペグは木製とプラスチック製の両方があり、プラスチック製が半透明になっているのでちょっとおしゃれなデザインです。また、丸、三角、四角、六角の形になっていて、ペグを本体に差し込む時に形合わせも楽しめます。
わが家で選んだのは・・・
ハぺ社の「とんかちトントン」です。
わが子の場合はたたく力はそれほど強くないので、プラスチック製ペグでも大丈夫だと判断しました。また、自分でお片付けまでやってほしかったので、軽くて持ち運びしやすいものにしました。
最初は両手で作業するニック社の大工さんがいいな~と思ったのですが、おもちゃの大工道具を別に準備する予定なので、たたく事だけのシンプルなトンカチおもちゃにしました。
トンカチおもちゃはレンタルもできる!
トンカチおもちゃは購入すると1個あたり3,000円前後かかりますが、定額レンタルサービスを利用すると、同じような価格で1か月あたり5~6個のおもちゃがレンタルできます。
わが家でも定額制レンタルサービスの「トイサブ」を利用していますが、おもちゃ
1個当たりに計算すると、月額600円程度で利用しています。
トンカチおもちゃ以外にもいろいろなおもちゃを一緒にレンタルできるので、とてもおトクです。
レンタルするおもちゃはプランナーさんが最適なものを選んでくれますし、自分でリクエストする事もできます。
ご興味のある方はぜひお試しください!
↓トイサブのサービスや特徴についてはこちらでくわしくご紹介しています。
親がお手本を!トンカチおもちゃの遊び方
初めて遊ぶ時は、以下の手順で親がお手本をゆっくり見せてあげます。子供が遊び方を理解した後は省略して構いません。
①子供と一緒にトンカチおもちゃを遊ぶ場所まで運んできます。
②トンカチをつかみ、持ち方をよく見せます。
③トンカチのたたく面ととペグの面を合わせてみせ、たたく向きを教えます。
④トンカチでペグをたたきます。1回ずつゆっくりやってみせてあげます。
⑤ペグをたたき終わったら、元に戻す方法をやってみせます。
⑥子供にやってみたいか尋ね、やりたい場合はやらせます。興味が無さそうだったら、また今度にします。
2歳児がトンカチおもちゃで遊んだ様子
わが家では2歳になった頃にペグタイプのトンカチおもちゃで遊び始めました。
最初はトンカチの側面でペグをたたいたり、トンカチが当たらなかったりで、うまくたたけませんでした。
2週間くらいして、ペグを真上からたたけるようになりました。ペグも少しずつ沈んでいくようになりました。
わが子はたたく力がそれほど強くないので、プラスチック製ペグでちょうど良い感じでした。
ハンマーでたたく以外にも指で押したりして遊んでいました。
トンカチおもちゃ遊びでこんな効果がありました!
ペグが細いので、最初はトンカチを上からまっすぐに当てるのが難しかったのですが、何度もやるうちに続けてトントンとたたけるようになりました。
トンカチおもちゃが運びやすい作りだったので、片手で持って、置いてあった場所に一人で片付けるようになりました。
子供が一歩一歩成長する姿が見られて良かったです。
まとめ
ペグをまっすぐにたたくのは意外と難しい動作ですが、全部沈んだ時の達成感は大きいです。
トンカチおもちゃは自分で元に戻して繰り返し遊ぶ事ができるので、親が見守るのも楽チンですね。
各メーカーからいろいろな種類が出ていますので、ぜひぴったりのトンカチおもちゃを選んで遊んでみてください。
他のおもちゃも含めて、おトクにおもちゃを利用したいなと思ったら、おもちゃレンタルがおすすめですので、こちらもぜひご検討ください。
トンカチおもちゃで遊んだら、ステップアップして大工セットおもちゃで遊ぶのもおすすめです。