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洗濯バサミおもちゃは4つのステップで楽しく遊ぼう!モンテッソーリの挟むお仕事

洗濯バサミおもちゃ

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箸やハサミは親指、人差し指、中指の3本指がうまく使えないとできません。

3本指の練習は、簡単に手に入る日用品を使って遊びながら練習しましょう。

洗濯バサミは手軽に用意でき、知育効果もあるため、オススメおもちゃです!

ここでは、洗濯バサミを使ったおもちゃの開始時期、ねらい、準備の仕方、遊び方などをわかりやすくご紹介します。

洗濯バサミおもちゃはいつからできる?

バネの力が弱いウッドクリップを使ったり、洗濯バサミを外す動作だけであれば、2歳前からでもできます。

普通の洗濯バサミを挟む動作であれば、指の力がついてくる2歳前後から始めるとちょうどいいと思います。

洗濯バサミのバネが強く、うまく扱えない場合は、先にトングを使った遊びをするとスムーズに取り組めます。

↓トングを使った移し替えの遊びについては、こちらの記事をご参照ください。

洗濯バサミおもちゃのねらい

ねらい

・3本指の筋力がつく
・指先を意思通りにコントロールする
・集中力を養う

①3本指の筋力がつく
洗濯バサミを開くには3本指にかなり力を入れる必要があります。洗濯バサミを開いたり、閉じたりする事で、3本指に筋力が付き、鉛筆、箸に移行しやすくなります。

②指先を意思通りにコントロールする
洗濯バサミで挟む動作は、洗濯バサミを物まで持っていく→指で開く→挟む→指を放すという流れが必要です。目と手を連携して動かす動作を繰り返す事で、指先を上手くコントロールできるようになります。

③集中力を養う
洗濯バサミを開く時や挟む時は指先の微妙な力加減が必要となるため、指先に神経を集中させます。洗濯バサミで挟む動作を繰り返す事で自然と集中する習慣が身に付きます。

簡単!洗濯バサミおもちゃの作り方

洗濯バサミおもちゃ
そろえる材料

・洗濯バサミ 10個程度
・洗濯バサミを入れる容器 1つ
・缶や本立てなどの挟むもの 1つ

洗濯バサミについて

最初はバネの力が弱い洗濯バサミがいいです。家庭用の洗濯バサミの中には洗濯物が飛ばないようにバネの力が強いものがありますので、子供が扱いやすいかどうか事前にご確認ください。

通常の洗濯バサミでも開く事ができない場合は、バネの力が弱いウッドクリップを使い、慣れたら洗濯バサミに変えるといいです。

ウッドクリップ

洗濯バサミを入れる容器について

洗濯バサミが取り出しやすいものがいいです。缶に挟む場合は、缶をそのまま容器として使ってもいいと思います。

挟むものについて

最初は本立てや缶などのように硬くて固定されたものがやりやすいです。慣れてきたら、布など柔らかいものに変えていきましょう。

洗濯バサミおもちゃの遊び方

単純な遊びですが、初めての子供にはまだ難しい動作です。

ゆっくりとステップアップしながら、進めていきましょう!

初めての時はお手本を見せよう!

初めてやる時は、親が以下手順でお手本を見せてあげてください。子供がやり方を理解した後はお手本は省略して構いません。

①道具をトレイに乗せて持ってきます。子供が一人で持ってこられない場合は、親が一緒に持ってきます。

②洗濯バサミを3本指で持って、ゆっくり開いたり閉じたりして使い方を見せます。持ち方、指の動かし方が子供によく見えるようにしましょう。

③その後、洗濯バサミを持っていき、物を挟んで手を放します。一つ一つの動作をゆっくりやりましょう。

④洗濯バサミを全部挟み終わったら、子供を誘ってやってもらいます。

⑤子供が全部挟み終わったら、親が一つ一つ外して容器に戻します。

⑥子供を誘って、やってもらいます。

⑦終わった後は道具を片付けます。

※子供がやりたくない場合は無理にやらせず、数日おいてまた誘ってみまてください。

慣れてきたらステップアップしよう!

子供が洗濯バサミを使うには意外と力が必要です。慣れてきたら、少しずつステップアップしていきましょう。

ステップ1:洗濯バサミを外す

洗濯バサミを挟むのがまだ難しい場合は、洗濯バサミを外すところからやってみましょう。

ステップ2:固定された硬いものを挟む

片手で物を持ちながら、もう一方の手で洗濯バサミを挟むという動作は、物と洗濯バサミの向きを合わせる必要があり、最初は難しいです。本立てや缶など、持たなくても挟めるものを使いましょう。

ステップ3:型紙を挟む、洗濯バサミ同士をつなげる

挟む事がうまくできるようになったら、型紙を手に持って挟んだり、洗濯バサミ同士を挟んでくっつけたりしてみましょう。型紙はネットで探すと無料でダウンロードできるものがたくさんあります。

型紙に自由に挟む事に慣れてきたら、型紙に印をつけて場所を指定し、そこに挟んでもらうように発展させていきましょう。

ステップ4:柔らかいものをはさむ

硬いものを挟む事に慣れてきたら、布などの柔らかいものを挟んでみましょう。室内に紐を張って、そこに洗濯バサミでハンカチをぶら下げてもらったり、実際に洗濯物干しのお手伝いをしてもらうといいです。

2歳児が洗濯バサミおもちゃで遊んだ様子

わが家では2歳前に洗濯バサミにチャレンジしてみましたが、うまく開けず、興味を持ってくれませんでした。

少し時間をおいて、2歳2か月の事に本立てを使って再チャレンジしました。(普通の洗濯バサミを使っています。)

最初は洗濯バサミを開いた状態をキープするのが難しく、すぐに滑って閉じてしまったりしたした。

なかなかうまく開けない

ようやく洗濯バサミを開く事ができても、本立ての面と洗濯バサミを合わせる事が難しく、うまく挟めません。

本立ての面と洗濯バサミをうまく合わせられない

何度が繰り返すうちに一つ、挟む事ができました。

1つ挟めた!

1週間ほど連絡していくと、いくつか連続で挟めるようになりました。

連続で挟めるようになった

丸い缶にも挟んでみました。手首を回して角度を調整しないといけないので、少しやりにくいようですが、挟む事ができました。

缶にも挟めました

実感!洗濯バサミおもちゃから得られた効果

効果

✓指の力が強くなった。
✓集中して取り組む姿勢が見られた

以前は「トングのあけ移し」でトングを手全体で開いていたのですが、洗濯バサミに慣れてからは、3本指で開け閉めできるようになりました。指に筋力がついてきたようです。

洗濯バサミを挟んだり、外したりを何度も繰り返し、長い間集中して取り組んでいました。

簡単可愛い!2歳向け手作りおもちゃのおすすめ本

洗濯バサミ以外にも準備できるおもちゃはあります。わが家で参考にしている手作り本を2冊ご紹介します。

①子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100

100均材料を中心に手作りできるおもちゃが100例載っている手作り本。
0歳から6歳を対象に動作別でおもちゃがまとめられており、推奨年齢も書いてあるので、わかりやすいです。

↓くわしいレビューはこちらでご紹介しています。

②ひとりで、できた!

0歳~3歳児が大好きなかわいい手作りおもちゃがたくさん載っています。少し手の込んだものが多いので、しっかりとしたおもちゃを作ってあげたい方向けです。動作別、年齢別におもちゃが分けられています。

↓くわしいレビューはこちらでご紹介しています。

手作りできないおもちゃはレンタルしよう!

わが家では手作りすると費用がかかったり、手作りが難しいものはおもちゃの定額制レンタルサービスを利用しています。

良質なおもちゃは、子供の発達をサポートする効果があります。

でも、購入するとなると、3,000円前後するため、お金がかかってしまうのが悩みです。

そのため、わが家では年単位で長く使えるものは購入しますが、他はレンタルしています。

わが家で利用しているレンタルサービスの「トイサブ」では、2か月単位で6個の良質なおもちゃをレンタルできます。

1個当たり、月額600円程度で利用できる計算なので、とてもおトクです。

レンタルするおもちゃはプランナーさんが利用者に合わせて最適なおもちゃを選んでくれるので、時間も節約できるというメリットがあります。

手作りできないおもちゃをおトクに利用したい方はぜひご検討ください。

↓トイサブのサービスや特徴についてはこちらでくわしくご紹介しています。

まとめ

洗濯バサミで挟むのは単純な動作ですが、子供には意外と難しいので、ゆっくりステップアップしながら進んでいきたいです。

遊びのバリエーションもいろいろありますので、簡単に用意できるおもちゃとして、ぜひ取り組んでみてください。

洗濯バサミがうまくできるようになると、ピンセットやハサミにもスムーズに移行できるようになります。

↓ピンセットのおもちゃはこちらでご紹介していますので、ぜひご参照ください!

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