お座りができるようになった赤ちゃんは、ティッシュペーパーや電源コードなど、いろいろな物を引っ張るようになります。
引っ張ってはダメなものまで引っ張ってしまうので、困ってしまいますよね。
そんな時は、引っ張っても大丈夫なおもちゃを作って思いっきり遊ばせてあげましょう!
引っ張るおもちゃはご家庭によくあるものを使って簡単に作れます。
ここでは、身近にあるもので手作りする0歳児向けの引っ張るおもちゃ例、引っ張るおもちゃの効果や遊び方のポイント、0歳児向けおもちゃをおトクに利用する方法などをご紹介します。
0歳児向け引っ張るおもちゃは身近な物で手作りしよう!
赤ちゃんの周りには引っ張って遊べるものがたくさんあります。
各家庭にもあるものを使って、引っ張るおもちゃを手作りしてみましょう。
事例をいくつかご紹介します。
ティッシュペーパー、布
まずは引っ張る力が弱い赤ちゃんでもすぐに遊べるティッシュペーパーや布を利用する例です。
ティッシュペーパーは一番初めに赤ちゃんが引っ張るものといっても過言ではありません。
ティッシュペーパー箱からティッシュを引っ張るだけですが、ほとんど引っ掛かりなく引っ張れるので、最初のステップとしてはとてもいいですね。
引き出されたティッシュペーパーがもったいないと感じるかもしれませんが、まとめてビニール袋に入れておき、後で大人が使うようにすればムダにはなりません。
注意!
赤ちゃんがティッシュペーパーを口に入れる場合があるため、側について見てあげてください。
次は、布です。
洗濯カゴから洗濯物を引っ張り出してもらったり、ハンカチなどを袋に入れて引っ張り出してもらったりしましょう。こちらも取り組みやすいと思います。
チェーン、ひも
適当な箱に穴を開けて、中に入れたハンカチやチェーン、ひもをひもを赤ちゃんに引っ張り出してもらいます。空になったティッシュボックスをそのまま使ってもいいですね。
作るときのポイントをご説明します。
①箱に開ける穴は少し大きめにしてください。
ひもなどが通るギリギリの大きさだと、すぐに引っかかります。大きめに開けても摩擦で引っかかり、箱が持ち上がってしまう場合は、箱の中に重りになるものを入れてください。
②布は何枚か用意し、端を結んでつなげておくと、続けて引っ張ることができます。
③チェーンやひもの場合は子どもがにぎりやすい少し太めのものがいいです。
④布は短いとすぐに終わってしまいます。1mくらいはあった方が、継続して引っ張る事ができます。
注意!
ひもなどが首に巻き付く可能性がありますので、側について見てあげてください。
ビーズ、小物
どの家庭にもあるミルク缶で引っ張るおもちゃを手作りする事ができます。
ミルク缶のフタに穴を開けて、ゴムで結ばれたビーズや小物を通します。
小さなものをつまむ練習になり、ゴムを引いた感触も楽しめます。
↓こちらの記事でくわしい作り方を解説していますので、ご参照ください。
引っ張るおもちゃは生後何か月から遊べる?
お座りができるようになると、両手が自由になるため、赤ちゃんはいろいろな物を触るようになります。
身の周りの物を引っ張るようになったら、引っ張るおもちゃを準備しましょう。
お座りが安定し始める生後9ヶ月以降が目安です。
※子供の成長には個人差があるため、様子を見ながら遊んでください。
引っ張るおもちゃは0歳児にとても良い効果がある!
引っ張るおもちゃで繰り返し遊ぶと、0歳児にはとってもいい効果があります。
主な知育効果を二つご紹介します。
①小さいものや細いものをつかむことに慣れる
お座り期の赤ちゃんは、まだ物を上手につかむ事ができません。
引っ張るおもちゃで遊ぶ事で、小さいものや細いものをつかむ練習になり、指先が発達していきます。
②引く動作がスムーズにできるようになり、腕力もつく
引っ張るという腕の動きができるようになると、物を自分で取る(自分の方へ引く)事ができるようになり、自立への一歩になります。
何度も物を引っ張る事で腕力がついてくるため、他の動作もしやすくなります。
引っ張るおもちゃで楽しく遊ぶポイント
最初に遊ぶ時は親がゆっくりとお手本を見せるようにしましょう。
物の握り方を見せ、その後にゆっくりと引っ張る動作を赤ちゃんに見せてあげてください。
親が楽しそうに遊ぶ姿を見ると、赤ちゃんも「面白そうだな」と思って興味を示すようになります。
もしやりたくなさそうな場合は、無理にやらせず、時間を空けてまたやらせてみてください。
引っ張りやすいものから、少し力が必要な物まで、順番にいろいろなものを引っ張る経験をさせてあげましょう。
0歳児が引っ張るおもちゃで遊んだ様子をご紹介
わが家では、お座りをしてからすぐにティッシュペーパーを引っ張るようになったため、ハンカチ、ひも、チェーン、100均ショップで買ってきた電源コードなど、いろいろなものを引っ張らせました。
特にティッシュペーパーと電源コードがお気に入りでした。
ミルク缶の引っ張るおもちゃは生後8ヶ月の頃から遊び始めました。ミルク缶の小物をよく引っ張っていたので、小さな物がだんだんとつかめるようになっていきました。
1歳になる頃にはひもが切れるかと思うくらい力いっぱい引っ張れるようになりました。ビーズをつまむような動作も見られるようになり、小さなものをつまむ練習にもなりました。
簡単可愛い!2歳向け手作りおもちゃのおすすめ本
ひっぱるおもちゃ以外にも家庭で準備できるおものはあります。わが家で参考にしている手作り本を2冊ご紹介します。
①子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100
100均材料を中心に手作りできるおもちゃが100例載っている手作り本。
0歳から6歳を対象に動作別でおもちゃがまとめられており、推奨年齢も書いてあるので、わかりやすいです。
↓くわしいレビューはこちらでご紹介しています。
②ひとりで、できた!
0歳~3歳児が大好きなかわいい手作りおもちゃがたくさん載っています。少し手の込んだものが多いので、しっかりとしたおもちゃを作ってあげたい方向けです。動作別、年齢別におもちゃが分けられています。
↓くわしいレビューはこちらでご紹介しています。
手作りできないおもちゃはレンタルできる!
わが家では手作りすると費用がかかったり、手作りが難しいものはおもちゃの定額制レンタルサービスを利用しています。
良質なおもちゃは、子供の発達にも良いのですが、購入するとなると、お金がかかってしまうのが悩みです。
そのため、わが家ではレンタルサービスを活用しています。
レンタルサービスの「トイサブ」では、2か月単位で6個の良質なおもちゃをレンタルできます。
1個当たり、月額600円程度で利用できる計算なので、とてもおトクです。
レンタルするおもちゃはプランナーさんが利用者に合わせて最適なおもちゃを選んでくれるので、時間も節約できるというメリットがあります。
手作りできないおもちゃをおトクに利用したい方はぜひご検討ください。
↓トイサブのサービスや特徴についてはこちらでくわしくご紹介しています。
まとめ
0歳児向けの引っ張るおもちゃは身近な物を利用して手作りする事ができ、知育効果もあります。
遊ぶ時は親が楽しそうにお手本を見せると、赤ちゃんも遊び方がわかり、興味を持ってくれるようになります。
0歳児向けおもちゃは他にもいろいろな種類があるので、100均材料で手作りしたり、レンタルしたりしながらおトクに遊びましょう!
引っ張るおもちゃで遊べるようになり、腕力がついてきたら、次はプルトイがおすすめです。
↓こちらの記事でプルトイをくわしくご紹介しています。
↓0歳におすすめの知育玩具も合わせてご参照ください。