1歳が大好きな落とす遊び「ポットン落とし」。
ネットで調べると手作りのかわいいポットン落としがたくさん紹介されています。
でも、手作りは手間がかかるので、できれば市販品を利用したいな〜と思う事ありますよね。
実は少し工夫をする事で、市販のおもちゃを代用する事ができるんです!
ここでは、市販おもちゃを利用してポットン落としで遊ぶ方法とおすすめの市販おもちゃをご紹介します。
ぜひ、ご参照頂き、ポットン落としで楽しく遊んでみましょう!
ポットン落としは市販おもちゃを代用しよう!
1歳児には1つの穴に物を落としていくシンプルなポットン落としがやりやすいです。
手作りもできなくはないですが、手間がかかるので、大変ですよね。
わが家ではモンテッソーリ教育を取り入れていますが、モンテッソーリ教具にもポットン落としがあるんです。
おすすめモンテッソーリ教具
モンテッソーリ教具の特徴は、「機能が一つに絞られたもの」であることです。
円柱、三角柱、直方体、それぞれの教具がありますが、どの教具も落とす物体と対応する穴が一つずつあり、見た目や機能がが非常にシンプルです。
(1)円柱落とし(大)
上部に空いた穴に円柱を落とし、ふたを開けて取り出します。
円柱の向きを考えて穴に入れないといけないので、ボール(球体)よりも難易度が高くなります。
(2)三角柱落とし
上部に空いた穴に三角柱を落とし、ふたを開けて取り出します。
三角形の3つの角の向きも合わせないといけないため、円柱よりも難易度が高くなります。
(3)直方体落とし
上部に空いた穴に直方体を落とし、ふたを開けて取り出します。
三角柱と同じく、入れる角度と向きの調整が必要になります。
子供にとってはシンプルで扱いやすいのですが、3種類そろえるとなると、ちょっと大変ですね…。
という事で、市販おもちゃを利用する方法をご紹介します。
おすすめ市販おもちゃ
実はご家庭によくある1歳児向け定番おもちゃで代用する事ができます。
それは、「型はめパズル」です。
型はめパズルは本来、形の違いが認識できるようになる1歳後半くらいから遊び始めます。
でも、ポットン落としとして使うために1歳になったら準備してしまいましょう。
代用する時のポイントは以下3点です。
①最初は円柱から始める
型はめパズルはいろいろな形がありますが、まだ形の違いをはっきり認識できないため、ピースは1種類ずつ順番に使います。
まずは「円柱」、できるようになったら「三角柱」、次に「直方体」というように一つずつステップアップしていきましょう。
②ピースと穴は1つに絞る
いろいろな形のピースや穴があると、どれをどこに入れたらいいのかわからず、遊びに集中できません。
遊ぶピースは1種類に絞り、他は見えないところにしまっておきましょう。
ボックスの穴も1つに絞り、他はマスキングテープを貼ったりしてふさいでおきます。
③穴を上面に向ける
1歳頃は側面の穴に物を入れるのはまだ難しいです。
円柱の穴がボックスの側面にある場合は、上面になるようにボックス本体の向きを変えます。
型はめパズルは各メーカーからいろいろな種類が出ています。
その中で、形が丸、三角、四角の3種類のみで、上面に穴が空いているものをご紹介します。
ポットン落としに代用しやすいものです。
ポットン落としはレンタルもできる!
市販のおもちゃは購入すると1個あたり3,000円前後かかりますが、定額レンタルサービスを利用すると、同じような価格で1か月あたり5~6個のおもちゃがレンタルできます。
わが家でも定額制レンタルサービスの「トイサブ」を利用していますが、おもちゃ
1個当たりに計算すると、月額600円程度で利用しています。
ポットン落とし以外にもいろいろなおもちゃを一緒にレンタルできるので、とてもおトクです。
レンタルするおもちゃはプランナーさんが最適なものを選んでくれますし、自分でリクエストする事もできます。
ご興味のある方はぜひお試しください!
↓トイサブのサービスや特徴についてはこちらでくわしくご紹介しています。
ポットン落としはいつからできる?
ポットン落としは穴の空いた容器に物を落とすおもちゃです。
落とす物の大きさや形によって、遊べる年齢が変わってきます。
大きめの球体であれば、0歳後半から、球体以外の形は1歳以降から遊べます。
ここでは、1歳以降に遊べるポットン落としをご紹介しています。
まだ1歳前のお子さんの場合は、こちらの「ボール落とし」がおすすめです。
※子供には個人差がありますので、お子さんの成長を見ながら遊んでください。
知っておこう!ポットン落としのねらい
物を落とす動作の中にもさまざまな知育効果があります。
ポットン落としの主なねらいを3つご紹介します。
①目と手の協応動作を促進する
物を穴に落とすには、目と手を連携させて動かす事が必要です。何度もポットン落としをくり返すことで、目と手の協応動作がうまくできるようになっていきます。
②物の形を認識する
球体以外の物は、穴に入れる時に向きを考える必要があります。物と穴の形を合わせる動作を通して、物の形を認識し、どうすれば穴に落とせるのか考えるようになります。
③手首をうまく使えるようになる
物の形と穴の向きを合わせるには、手首を動かして物の向きを調整する必要があります。
1歳くらいの子供はまだ手首がうまく動かせません。ポットン落としを繰
少しずつステップアップ!ポットン落としの遊び方
まずは一番簡単な円柱から取り組みます。
最初に親がお手本を見せます。
静かにゆっくりと円柱をつかんで、入れる角度や向きが見えるようにして、穴に落とします。
次に子どもに取り組んでもらいます。
最初は入れる角度の調整が難しくてなかなか入れられないと思いますが、何度も繰り返すうちに入れられるようになっていきます。
「円柱」ができるようになったら、「三角柱」、「直方体」、「その他の形」の順番でステップアップしていきましょう。
1歳後半になると形の違いを認識できるようになり、型はめパズルとして遊べるようになります。
1歳児が市販のポットン落としで遊んだ様子をご紹介
わが家では1歳の頃からポットン落としで遊び始めました。
家にあった型はめパズルを代用しています。
最初は円柱の向きを考えずに手当たりしだい入れようとしますが、斜めになってなかなか入れられず、あきらめて円柱を放り投げてしまうことも…。
数日あけて、また遊んでみるということを繰り返しているうちに、ある日、偶然ポトンと落とす事ができました。
一度落とす事ができると、そこで気づいたようで、円柱を入れる角度を変えるようになりました。
2回、3回と穴に落とせる頻度が増えていき、数日のうちに円柱をスムーズに入れられるようになりました。
その後、1ヶ月ほどかけて、三角柱、直方体と続けて入れられるようになりました。
まとめ
ポットン落としを市販おもちゃで代用する方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
市販の型はめパズルを利用する事で、簡単にポットン落としに代用する事ができます。
型はめパズルはポットン落としとして遊んだ後に、パズルとしても遊べるので一石二鳥ですね。
他にも1歳児のおもちゃでたくさん遊んでみたい場合は、おもちゃレンタルのトイサブを利用するのがおすすめです。
ぜひ、いろいろなおもちゃで遊んでみてください!
ポットン落としができるようになったら、次はもっと細い棒を落とす「棒落とし」で遊んでみましょう。
↓棒落としの記事はこちらをご参照ください。