1歳になると歩くのが上手になり、とても活発に動きまわるようになります。
特に自由になった両手をよく動かすようになるので、指先を使うおもちゃをそろえる事が重要です。
でも、いざ買おうとすると、お店にはたくさんのおもちゃが並んでいます。
わが家でも、最初はどれがいいのかよくわからず、おもちゃ選びにとても手間をかけていました。
ここでは、わが家で1歳向けのおもちゃを選び、試した経験をふまえて、おすすめのおもちゃ、選び方のポイントやおもちゃをおトクに利用する方法をご紹介します。
1歳には指先を使うおもちゃがおすすめ!
1歳児は両手をよく動かすようになるため、月齢に合わせて、五感を刺激する知育玩具を選びましょう。
おもちゃを選ぶポイントは主に以下3つです。
①美しくて魅力的なもの
子どもが、認識しやすい赤、青、黄などの原色を使った鮮やかな色彩のほうが目を引きます。
大人だと淡い色の方が優しい感じがしてしまうのですが、「ちょっと派手だな」と思うくらいが、子どもには認識しやすいです。
また、心地よい音が鳴ったりするものもいいです。
②安全で子どもが扱いやすいサイズ
子供のおもちゃにはSTマーク(玩具安全マーク)が付いているものを選んでおくと安心です。
子どもの年齢によって、扱いやすいサイズが異なるので、年齢に合ったサイズを選びましょう。
対象月齢が高いものを与えてしまうと使えずに興味を持たなくなってしまいます。
③作りが単純で、機能が1つに絞られている
おもちゃにはいろいろな機能がついていて便利なものがあります。
しかし、それはあくまでも大人の視点であり、子どもには複雑で集中しづらいものになります。
なるべく機能は一つに絞り、その機能で繰り返し遊べるものにしましょう。
1歳向けおすすめおもちゃ22選
1歳は月齢を重ねていくうちにできる事がどんどん増えていきます。
わが子が1歳児の時によく遊んでいた時期から、「1歳以降」と「1歳半以降」に分けてご紹介します。
また、簡単に手作りできるモンテッソーリ教具もありますので、ご興味がある方はご参照ください。
月齢はあくまでも目安ですので、おもちゃ選びご参考にして頂ければと思います。
1歳からのおすすめおもちゃ
くるくるチャイム(くもん)
上の穴から玉を入れると、クルクルと螺旋状に回転しながら、トレイに出てきます。出てくる時にチンとベルがなります。ボールがクルクル回転するのを目で追うことで追視の訓練にもなります。
※スロープトイについてはこちらで詳しくご紹介しています。
ソリッドドラム(プラントイ)
日本のグッドトイ賞を受賞したプラントイのソリッドドラム。バチのヘッド部分には柔らかいゴムを採用し、たたくとポンポンと木の優しい音色がします。
表面にはスリットが入っており、音の反響効果はもちろん、真ん中や端など、たたく場所や力加減で音色が変わります。
オーバルシロフォン(プラントイ)
カラフルなやさしい色使いが目を引くプラントイのオーバルシロフォン。
初めての赤ちゃんが使いやすいように音盤の数を少なくし、一つ一つが大きめになっています。音盤の端が丸くなっていたり、本体がコンパクトな作りになっているのもいいですね。
※1歳向け楽器おもちゃはこちらで詳しくご紹介しています。
ダンシングアリゲーター(プラントイ)
グッド・トイ賞を受賞した人気のダンシング・アリゲーター。引っ張るとワニがカタカタと音をさせながら、体を上下にくねらせて動きます。ユニークな動きと木がぶつかる心地よい音がいいです。
※プルトイについては、こちらで詳しくご紹介しています。
SOUNDブロックス(エデュテ)
大きめのブロックに、丁寧な面取りで角を丸く仕上げています。28ピース中、9ピースが音が出るブロックになっていて、振るとカラコロとやさしい木の音色が聞こえます。
1歳の時は振って音を聞いたり、四角いブロックを積んだりして遊べますし、本格的に積み木ができるようになってくると、L型、コ型、アーチ型のユニークな形のブロックを加えて、表現の幅が広がります。
※積み木については、こちらで詳しくご紹介しています。
シェープマッチングパズル(プラントイ)
落ち着いた色合いの丸、三角、四角の木製パズル。つまみの部分は大きめにできているため、つまみやすくなっています。シンプルな作りなので、子供も遊びやすく、最初のパズルとしておすすめです。
※はめこみパズルについては、こちらで詳しくご紹介しています。
1歳半からのおすすめおもちゃ
ねじねじつみき(ハぺ)
積み木のピースにネジ穴がついていて、ピースをねじりながら、つなげていろいろなパターンの形を作ります。ピースも握りやすい大きさになっています。つなげない時は普通の積み木としても使えます。
※ねじ回しおもちゃは、こちらで詳しくご紹介しています。
はじめてのつみきRING10(ウッディプッティ)
かわいいパステルカラーが魅力で、リング以外にも顔や帽子のパーツがついています。棒通し、積み木、平面遊び、人形遊びなど、基本の遊びが30通り楽しめます。子供のアイデア次第で長く使える知育玩具です。
※棒通しについては、こちらで詳しくご紹介しています。
ドロップインザボックス(ニチガン)
キューブタイプの型はめパズル。長方形や楕円など様々な形のピースがあり、穴も上面、側面に開いています。フタを開けるとピースが取り出せます。簡単な形から段々とステップアップしていく事ができます。
※型はめパズルについては、こちらで詳しくご紹介しています。
ピックアップパズル バラエティー(グーラ)
日常生活でよく見るものを絵柄とした15ピースの木製パズル。それぞれのピースの違いがはっきりしていて、形のバリエーションが多いです。はめる部分が赤く着色されているので形が見やすいです。
※ピックアップパズルについては、こちらで詳しくご紹介しています。
カラフルパズル クマ(ジョージラック)
7つのピーズを組み合わせるとクマになるパズル。美しい色合いでグッドトイ賞などを受賞しています。クマの他にネコ、アヒル、カエル、ウサギなどのバージョンもあります。組み合わせて1つの絵にするパズルに慣れるとジグソーパズルにステップアップしていけます。
※1つの絵に組み合わせるパズルについては、こちらで詳しくご紹介しています。
バンビーニビーズ・ドリーム(ハバ)
球体、円錐、リンク半円などのシンプルな形のビーズが12個付いている紐通し。1本の紐と取り外し可能な補助棒がセットになっています。穴の長さが異なるので、ビーズごとに紐を通す難易度が変わってきます。
※紐通しについては、こちらで詳しくご紹介しています。
パウンドアンドタップベンチ(ハペ社)
カラフルな色合いがかわいいハンマートイ。落した玉が鉄琴の上を転がり、音が流れます。鉄琴は外して、楽器としても使えますので、ボールを叩く事に慣れてきたら、楽器の演奏も楽しめます。
※ハンマートイについては、こちらで詳しくご紹介しています。
ルーピング フリズル(ボーネルンド)
ボーネルンドのルーピングシリーズの中でも人気のフリズル。玉を持ってコースを走らせますが、1歳向けに少し複雑になっています。デザイン以外にも品質、安定感もいいです。
ペグ遊び にじいろリング(ハバ)
ペグとリングがセットになった人気のにじいろリング。塗装の色合いがとてもきれいで、ペグさし以外に、リングを使って棒通しもできます。色の種類が多いので少し上の年齢の子まで色合わせが楽しめます。美しいデザインなので、プレゼントにもおすすめです。
※ペグさしについては、こちらで詳しくご紹介しています。
ジャラットプレート(くもん出版)
コインを上の穴から入れて、レバーを倒すとコインがジャラジャラと出てきます。入れたコインを窓からのぞいたり、レバーを倒すとコインが出てくる仕組みが子供の興味を引きます。
※コインを落とすおもちゃについては、こちらで詳しくご紹介しています。
手作りできるおもちゃもある!
わが家では手作りした知育玩具もあります。特に「物を落とす」や「物を移す」おもちゃは作るのも簡単で、子どももよく遊んでいました。難易度順にご紹介します。
棒落とし
ボールを穴に落とす事に慣れてきた子供に取り組んでもらいたい棒落とし。
円柱状の棒を穴に落とす時は角度の調整が必要なので、1歳児には意外と難しいです。
※棒落としについては、こちらで詳しくご紹介しています。
ビー玉落とし
棒落としができるようになったら、次は小さな玉を穴に落とすビー玉落としです。
小さな玉をつまむ事で指先をよく動かせるようになります。
※ビー玉落としについては、こちらで詳しくご紹介しています。
ストロー落とし
棒やビー玉をつまんで落とす事ができるようになったら、もっと細いストローを使ってみましょう。ストローや柔らかいので、意外と力加減が難しいです。
※ストロー落としはこちらで詳しくご紹介しています。
つまようじ落とし
ストロー落としができるようになったら、もっと細いつまようじ落としにチャレンジしてみましょう。穴も小さくなるので、難易度が上がります。
※つまようじ落としについて、こちらで詳しくご紹介しています。
スプーンのあけ移し
1歳児はスプーンを使い始める時期です。スプーンの練習にもなり、楽しく遊べるのがスプーンのあけ移しです。
※スプーンのあけ移しについては、こちらで詳しくご紹介しています。
トングのあけ移し
スプーンに慣れてきたら、トングにステップアップしましょう。トングで挟む練習をする事で、お箸を持つ連絡しもなり、楽しく遊べて一石二鳥です。
※トングのあけ移しについては、こちらで詳しくご紹介しています。
1歳向けおもちゃはおトクに利用できる!
1歳向けの指先を使うおもちゃをご紹介しましたが、仕事や家事が忙しいとおもちゃを下調べするにも時間がかかります。
子どもが成長していくと、更におもちゃが増え続けていくので、管理をするのも大変ですね。
わが家では子どもの成長に合わせて効率よく、オトクに知育玩具を利用する方法はないかを考え、どうしてもほしい玩具は購入し、他は知育玩具のレンタルサービスを利用する事にしました。
知育玩具レンタルというサービスは以前から知っていましたが、「中古の玩具を利用するのもな〜」という気持ちがあり、利用していませんでした。
しかし、いろいろ調べてみると、手や指の発達をサポートする良質な玩具がレンタルでき、各家庭の子どもに合わせた玩具をコーディネーターが選んでくれる事がわかりました。
実際に利用してみて、玩具がとてもきれいで、知育玩具を準備する手間も省けたので、思った以上に良かったです。
わが家で利用しているのは、知育玩具レンタルサービスの「トイサブ」になります。
以下の記事でご紹介していますので、ぜひご参照ください。
まとめ
1歳児におすすめの指先を使うおもちゃをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
1歳向けだけでもいろいろな種類のおもちゃがありますね。
1歳の頃は気がつくとあっという間に子どもが成長していたりします。
子どもがどの月齢でどのように成長するのか予習し、適切な時期に発達に合った知育玩具を準備すると慌てなくてすみます。
もしご自分で準備するのが難しい場合は、知育玩具レンタルサービスを利用するのもオススメです。
今回、ご紹介したおすすめの知育玩具が少しでもご参考になると嬉しいです。