知育パズルというと思い浮かぶのは、ジグソーパズル。
でも、1歳はまだ指先が発達していないため、薄くて小さいピースを扱う事が難しいです。
1歳向けには木製で厚みがあり、つかみやすいパズルがおすすめです。
前回は木製の型はめパズルで遊びましたので、慣れてきたら、複数ピースで1つの絵を完成させる知育パズルに取り組んでみましょう。
ここでは知育パズルの月齢目安、ねらい、おすすめパズル、遊び方、実際に遊んだ様子と効果についてご紹介します。
知っておきたい!1歳向け知育パズルのねらい
①指先や手首の動きを発達させる。
1歳は指先や手首を動きが活発になってきます。ピースをつまんだり、ピースをはめこむために手首を動かしたりする事で、自分の意思どおりに手を動かす練習をします。
②観察力、思考力を身に付ける
ピースをはめ込むためには、各ピースの形の違いを認識し、絵のどの部分を構成するものなのかを考える必要があります。パズルで繰り返し遊ぶ事で、観察したり、考えたりする習慣を身に付けます。
知育パズルは1歳何か月からできるの?
1つの穴に1ピースをはめるペグパズルができるようになったら、始めていましょう。
年齢の目安としては、1歳6か月以降です。
わが家の場合は3ピースの知育パズルを1歳10か月からやり始め、できるようになったのは2歳近くでした。
1つの穴に1つのピースを入れるのと違い、複数のピースで1つの絵を作るという事を理解するのが難しかったです。
※年齢は目安ですので、子供の成長を見ながら取り組んでください。
↓ペグパズルについてはこちらの記事をご参照ください。
1歳におすすめの知育パズル3選
複数のピースで1つの絵を構成する事を理解するのに少し時間がかかるため、まずは3〜4ピースから始めるのがいいと思います。
ピースにはつまみがついていたり、厚みがあって持ちやすいものがおすすめです。
①イヌのパズル(プラントイ)
3ピースを合わせるとイヌの親子になるパズル。ピースは厚みがあって持ちやすくなっており、立てるとフィギュアとしても遊べます。パズル板も少し斜めに角度がついているので、小さい子供でも見やすく、ピースも入れやすくなっています。イヌの他に、ネコ、ゾウ、キリン、恐竜のバージョンもあります。
②カラフルパズル ネコ(ゴルネスト&キーゼル)
5つのピースを組み合わせるとネコになるパズル。大きめのピースが扱いやすく、カラフルな色も子どもの興味を引きます。ネコの他にクマのバージョンもあります。
③カラフルパズル クマ(ジョージラック)
7つのピーズを組み合わせるとクマになるパズル。美しい色合いでグッドトイ賞などを受賞しています。ピースが多いのでちょっと難易度が高くなります。3~5ピースのパズルに慣れてから遊ぶといいです。クマの他にネコ、アヒル、カエル、ウサギなどのバージョンもあります。
知育パズルはレンタルもできる!
知育パズルは購入すると1個あたり数千円かかりますが、定額レンタルサービスを利用すると、同じような価格で1か月あたり5~6個のおもちゃがレンタルできます。
わが家でも定額制レンタルサービスの「トイサブ」を利用していますが、おもちゃ
1個当たりに計算すると、月額600円程度で利用しています。
知育パズル以外にもいろいろなおもちゃを一緒にレンタルできるので、とてもおトクです。
レンタルするおもちゃはプランナーさんが最適なものを選んでくれますし、自分でリクエストする事もできます。
ご興味のある方はぜひお試しください!
↓トイサブのサービスや特徴についてはこちらでくわしくご紹介しています。
知育パズルの遊び方(1歳児編)
初めて遊ぶ時は、以下の手順で親がお手本をゆっくり見せてあげます。子供が遊び方を理解した後は見せなくてもいいです。
①子供と一緒にパズルの絵をよく眺めた後に、ピースをすべて外します。
②ピースを一つ取り、はめる場所を探す様子を見せます。
③ピースをはめる場所が見つかったら、穴の形に合うように手首を回してはめます。
④すべてのピースをはめて、完成させたら、最初と同じ絵が出来上がった事を教えます。
⑤子供にやってみたいか尋ね、やりたい場合はやらせます。興味が無さそうだったら、また今度にします。
複数ピースを一度にはめるのが難しい場合は、まずは1ピースを外してはめるところから始めます。
慣れてきたら、2ピースにします。
段々とピースの数を増やしていくと、すこしずつできるようになっていきます。
1歳児が知育パズルで遊んだ様子
わが家では、1歳9か月に14ピースの型はめパズルができるようになってきたので、1歳10ヶ月から知育パズルを始めました。
複数のピースで1つの絵を構成する場合、ピースの形と穴の形が一致しないので、どこにピースをはめたらいいのかわからず、困っています。
わかりやすい頭のピースははめられましたが、残り2ピースをどうはめるのかわかりません。
途中で「できない!」と放り投げてしまいました。
しばらくやりたくない時期が続いたので1歳11ヶ月を過ぎた頃からまたやり始めました。
少しずつパズルを理解してきたのか、ピースが絵のどこの部分か観察し、考えるようになりました。
頭の部分はすぐはめられるようになり、胴体の部分も時々間違えながらもはめられるようになりました。
はめられるようになると面白くなってきたのか、何度か繰り返して遊んでいました。
知育パズルの1歳児への効果
遊んでみて感じた効果をご紹介します。
ちょっと複雑な形でもピースをうまく回してはめられるようになりました。
複数ピースで絵を構成している事が最初は全くわからない様子でしたが、やりながら理解していく様子を見る事ができました。
やりたい時に自分でパズルを持ってきて、全部のピースを外して準備する事ができるようになったのも良かったです。
まとめ
パズルは思考力や観察力を養うのにとてもいいおもちゃです。
3~4ピースのパズルができるようになってきたら、ピースの数を増やしていきましょう。
慣れてきたら、少し絵が複雑になるキューブパズルやジグソーパズルに取り組んでみたいと思います。