赤ちゃんはお座りができるようになると、いろいろな物を触りたがりますよね。
ボールをつかんだり、落としたりするようになったら、少しステップアップして、ボールをギューッと押し込むおもちゃで遊んでみましょう。
押し込む動作は指先の発達にも良く、子供も楽しく遊んでくれるので一石二鳥です。
ここでは、押し込むおもちゃの開始時期、ねらい、おすすめ品、遊び方などをご紹介します。ぜひご参照ください!
押し込むおもちゃはいつから遊べる?
手でボールをつかんで穴に入れたり、指先でいろいろなものを押す事ができるようになってきたら、押し込むおもちゃで遊んでみましょう。
年齢目安の目安は1歳以降です。
もし、ボールをつかんだり、指先で押したりする事が難しい場合は、先に「ボール落とし」や「押すおもちゃ」で遊んでみてください。
↓ボール落とし、押すおもちゃはこちらをご参照ください。
※子供の成長には個人差がありますので、子供の様子を見ながら進めてください。
知っておきたい!押し込むおもちゃのねらい
①指先の筋力を鍛える
ボールをつかみ、押し込むには指先の力が必要になります。何度も繰り返す事で、指先の筋力がついてきます。
②集中力を養う
ボールを穴に押し込むには同じ方向に力を集中させる必要があります。指先に意識を集中する事で集中力が養われていきます。
おすすめの押し込むおもちゃをご紹介
押し込むおもちゃは手作り、市販品どちらでも準備する事ができます。
押し込むおもちゃを手作りする場合
空き箱と100均材料のカラーボールがあれば、簡単に作れます。
・穴を開けた箱 1つ
・カラーボール(直径2.5cm) 5個程度
カラーボールは100均ショップで売っている手芸などに使うカラーボール(直径2.5cm)を準備します。
空き箱は、カラーボールの直径に合わせて少し小さめに穴を開けましょう。カラーボールの直径が2.5cmなので、穴の大きさは2.1cmにしています。
穴がきついと感じたら、少し大きくしてください。
市販品を購入する場合
①玉入れ 引き出し付き(モンテッソーリ教具)
ボールは布製で伸縮する素材になっています。
上面に開いている穴はボールより少し小さくなっていて、ボールをにぎって小さくするか、ギューッと押し込まないと入らないようになっています。
ボールを押し込むだけのシンプルな構造で、モンテッソーリ教具らしいです。
②パロ(レシオ)
レシオ社(イタリア)のパロはハンマートイの定番です。ボールは赤、青、黄のきれいな三原色で、置く穴も同じ色でラインがついているため、色合わせもできます。転がり出てきた玉はストッパーで止まるようになっているので、どこかへ転がっていってしまうこともありません。
1歳頃は手でボールをギューッと押し込んで遊び、1歳半過ぎからはハンマーでボールを叩いて落とすという2段階の遊びができます。
③パウンドアンドタップベンチ(ハぺ)
ハンマートイに鉄琴がついたタイプもあります。ハペ社(ドイツ)のハンマートイです。落した玉が鉄琴の上を転がり、音が流れます。鉄琴は外して、楽器としても使えます。
↓ハンマートイについては、こちらの記事でもご紹介しています。
押し込むおもちゃの遊び方
まずは親がお手本を見せます。
ボールをつかんで穴のところまで持ってきて、ぎゅっと押し込むところをゆっくり見せてあげます。次に子どもにやらせてあげます。
最初はそのまま入れようとしますが、入らないことに気づき、どうすれば入るのか考えるようになります。
できるようになるまで、何度もお手本を見せながら、見守ってあげてください。
1歳児が押し込むおもちゃで遊んだ様子をご紹介
我が家では1歳2ヶ月の時に取り組みました。
親の真似をしてボールを入れようとしますが、押し込む力が足りず、ボールの弾力で跳ね返されてしまいます。
直径2.5cmのボールだと、押し込む時に3本指を使うのですが、ボールが小さく、すべって力が逃げてしまいます。
最初は途中まで少しボールを入れてあげたりして難易度を低くし、何とか押入れることができました。
何度も繰り返して遊んでいました。
簡単可愛い!1歳向け手作りおもちゃのおすすめ本
押し込むおもちゃ以外にも家庭で準備できるおもちゃがあります。わが家で参考にしている手作り本を2冊ご紹介します。
①子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100
100均材料を中心に手作りできるおもちゃが100例載っている手作り本。
0歳から6歳を対象に動作別でおもちゃがまとめられており、推奨年齢も書いてあるので、わかりやすいです。
↓くわしいレビューはこちらでご紹介しています。
②ひとりで、できた!
0歳~3歳児が大好きなかわいい手作りおもちゃがたくさん載っています。少し手の込んだものが多いので、しっかりとしたおもちゃを作ってあげたい方向けです。動作別、年齢別におもちゃが分けられています。
↓くわしいレビューはこちらでご紹介しています。
手作りできないおもちゃはレンタルできる!
わが家では手作りすると費用がかかったり、手作りが難しいものはおもちゃの定額制レンタルサービスを利用しています。
良質なおもちゃは、子供の発達にも良いのですが、購入するとなると、お金がかかってしまうのが悩みです。
そのため、わが家ではレンタルサービスを活用しています。
レンタルサービスの「トイサブ」では、2か月単位で6個の良質なおもちゃをレンタルできます。
1個当たり、月額600円程度で利用できる計算なので、とてもおトクです。
レンタルするおもちゃはプランナーさんが利用者に合わせて最適なおもちゃを選んでくれるので、時間も節約できるというメリットがあります。
手作りできないおもちゃをおトクに利用したい方はぜひご検討ください。
↓トイサブのサービスや特徴についてはこちらでくわしくご紹介しています。
↓トイサブでレンタルできるおもちゃ例や遊び方についてはこちらでくわしくご紹介しています。
まとめ
押し込むおもちゃについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
指先を使うおもちゃは子供の知育にとても良いですよね。
押し込むおもちゃは、簡単に準備でき、子供も夢中で遊んでくれるので、おすすめです。
ぜひお試しください!