赤ちゃんはお座りができるようになると、自由になった手で机をバンバンたたいたりします。
物をたたくと大きな音がしてしまうので、親としては止めさせてしまいますよね。
でも、子供は腕を思いっきり動かしたいだけなんです。
こんな時は、たたいてもいいおもちゃに変えて、思いっきりたたかせてあげましょう。
ここでは0歳向け楽器の開始時期、効果、おすすめ楽器おもちゃと遊び方、遊んだ様子をご紹介します。
手でたたく楽器は0歳何ヶ月から始められる?

お座りができ、安定してくると自由に手が動かせるようになります。
手で物をたたくようになったら、0歳でも遊べる「手でたたく楽器おもちゃ」を準備しましょう。
月齢の目安としては、お座りが安定してくる9カ月頃になります。
(※子供の成長には個人差がありますので、様子をみながら進めてください。)
楽器おもちゃにはスティックやバチを使ってたたくものもありますが、安全性を考えると、1歳以降がおすすめです。
スティックやバチでたたく楽器についてはこちらの記事でご紹介しています。
知っておきたい!0歳向け楽器の効果

・自分の意思通りに手や腕を動かす。
・リズム感や音感を育てる。
①自分の意思通りに手や腕を動かす
お座りができるようになったばかりの0歳児はまだ手や腕を思い通りに動かす事ができません。音が出る場所をねらってたたく事で、だんだんと手や腕を自分の意思通りにコントロールできるようになってきます。
②リズム感や音感を育てる
楽器をたたく事でさまざまな音が発生します。音を聞く事で聴覚が刺激され、リズム感や音感が育っていきます。たたいた感触も手に伝わりますので、同時に触覚も刺激されます。
0歳向けおすすめの楽器おもちゃ6選

市販のおもちゃには赤ちゃん向けの楽器おもちゃがたくさんあります。
0歳の赤ちゃん向けには手でたたける楽器おもちゃをいくつかご紹介します。
ここでご紹介するもの以外にも、素材が違うものや、いろいろな機能がついたものがあるので、ご家庭の目的や好みに合わせて選んでいただければと思います。
①ベビードラム(ハペ社)
世界中で親しまれているドイツのおもちゃメーカーHape(ハペ)のベビードラム。
電池を入れて遊ぶおもちゃで、ドラムをたたくと、青い丸、赤い丸それぞれから異なる音が出て、ライトが光ります。また、ドラムを転がすと、光りながら音が出ます。
赤ちゃんの目を引く原色で、シンプルな作りがいいですね。
②たたいてベビードラム(ローヤル)
いろいろな音を楽しみたい方はローヤルのたたいてベビードラム。
手前のボタンを押すと太鼓や動物の鳴き声などモードが変えられます。4つの大きなドラムボタンをたたくと選んだモードをベースにそれぞれ違った音が流れます。32個の音と10曲のメロディーが楽しめます。また、とても軽いので持ち運びにも便利です。
③わんわんとうーたんリズムでタッチ(ローヤル)
「たたいてベビードラム」のいないいないばあっ!バージョン。いないないばあっ!のメロディーやわんわん、うーたんの声が聞こえてきます。
④アンパンマン 森のマジカルボンゴ(アガツマ)
森をテーマにした温かみのあるデザインのボンゴ。たたくとアンパンマンの楽曲やキャラクターの声が聞こえてきます。 打面が低く設計されているので遊びやすいです。
⑤皮付きタンバリン 21cm(ケーシー)
音楽の授業や発表会でもお馴染みのタンバリン。こちらのタンバリンはヘッドに合成皮を使わず、良質な牛皮(カーフスキン)を使用。フレーム部分にはメイプル材を採用しており、本格的なサウンドや質感を楽しめます。こどもがたたいても簡単に音を出すことができます。15cm、18cm、21cm、24cmの4種類があるので、15cmにすると幼児でも扱いやすいです。
⑥バンビーナカスタネット(ゼンオン)
こちらもたたく楽器ではお馴染みのカスタネット。赤と青が定番ですが、幼児向けにかわいいカスタネットがほしい場合は、ゼンオンのバンビーノシリーズがおすすめです。パンダの他にも、アヒル、カエル、クジラ、コアラなど、子供に人気の動物がそろっています。
楽器おもちゃはレンタルもできる!

市販のおもちゃは購入すると1個あたり3,000円前後かかりますが、定額レンタルサービスを利用すると、同じような価格で1か月あたり5~6個のおもちゃがレンタルできます。
わが家でも定額制レンタルサービスの「トイサブ」を利用していますが、おもちゃ
1個当たりに計算すると、月額600円程度で利用しています。
楽器おもちゃ以外にもいろいろなおもちゃを一緒にレンタルできるので、とてもおトクです。

レンタルするおもちゃはプランナーさんが最適なものを選んでくれますし、自分でリクエストする事もできます。
ご興味のある方はぜひお試しください!
↓トイサブのサービスや特徴についてはこちらでくわしくご紹介しています。
楽器おもちゃの遊び方(0歳児編)

初めてやる時は、親が以下手順でお手本を見せてあげてください。子供がやり方を理解した後はお手本は省略して構いません。
①楽器おもちゃを持ってきます。
②親が楽器おもちゃをたたいて音が出ることを一緒に確かめます。違う場所をたたいて音の違いを楽しみましょう。
③子供にやってみたいか誘ってみて、やらせます。やりたくなさそうな時は無理にやらせずに、時間をおいてまた誘ってみます。
④遊び終わったら、片付けます。
親がお手本を見せる時は楽しそうにやると、子供も興味を持ちやすいです。
家にある生活用品などで代用してもいいですが、机などたたいてほしくないものはやめましょう。
1歳前でもスティックやバチを使って楽器をたたきたいという場合は、側について危険がないように見守ってあげてください。
0歳児が楽器おもちゃで遊んだ様子
わが家では、お座りが安定してできるようになった0歳11か月頃にローヤル社の「たたいてベビードラム」で遊びました。
たたいてベビードラムはとても軽いので子供でも簡単に持てますし、小型なのであまり場所を取りません。たたくボタンも大きいため、手のひらでたたけます。
最初は手でたたく事がわからず、人指し指で手前のボタンを押して楽しんでいました。

大きなボタンは手のひらでたたく事を見せると、やり方が分かったようで、手のひらでたたき始めました。

音が何種類も出せるので、すぐ飽きることもなく、何度もたたいていました。
大きくなると、音楽に合わせてドラムをたたく事ができるようになるので、長く遊べるおもちゃです。
まとめ
楽器に触れると音感やリズム感が育つだけでなく、楽器を演奏する楽しさも感じでもらえます。
0歳でも手でたたく楽器は気軽に遊べますので、ぜひ試してみてください。
手でたたく事に慣れてきたら、スティックやバチを使ってたたく楽器でも遊んでみましょう。
スティックやバチでたたく楽器については、こちらの記事でご紹介しています。