1歳前後になると、動く物を目で追う事が上手になってきます。
そんな時期にはスロープトイを準備し、手を動かして楽しく遊びましょう。
スロープトイは種類がさまざまなので、どれを選んだらいいのか迷ってしまうかもしれません。
でも、選ぶポイントを押さえれば、子供にぴったりのスロープトイを選ぶことができます。
ここでは、0歳、1歳向けのスロープトイの選び方とおすすめ品5選、知育効果や遊び方ををご紹介します。
この記事をご参照頂き、子供にスロープトイで楽しく遊んでみてください!
0歳、1歳向けスロープトイの選び方
スロープトイはスロープの傾斜を利用して、ボール等を転がして遊ぶ知育玩具です。
完成したコースを転がすタイプと、自分で組み立てたコースを転がすタイプがあります。
スロープトイはいつから遊べる?
完成したコースがついていて、転がすだけのスロープトイであれば、0歳から遊べます。
お座りが安定する生後9ヶ月〜10ヵ月頃は、親がボールを転がしてあげましょう。
動くボールを目で追う事で、追視の訓練になります。
1歳頃になったらら、自分でボールをつかみ、転がして楽しめるようになります。
まだボールをつかむのが難しいと感じたら、スロープトイで遊ぶ前に、「ボール落とし」で遊んでみましょう。
ボール落としの記事はこちらをご参照ください。
スロープトイの選び方のポイント
スロープトイにはさまざまな種類があるため、選び方のポイントをご紹介します。
①年齢に合ったものを選ぶ
スロープトイには、コースが予め完成しているものと、自分で組み立てるものがあります。
0歳、1歳は自分でコースを組み立てるのは難しいので、コースが完成しているタイプを選びましょう。
転がす物はボールや車、コマなどのがありますが、つかみやすい大きめのサイズにしましょう。
ボールは指先が発達していない小さいお子さんでもつかみやすく、スロープに置く時も向きを考えなくていいので、おすすめです。
②好みのデザインを選ぶ
各メーカーともコースのデザインに工夫を凝らしています。
コースが左右で折り返すものや、螺旋状になっているもの、くねくねと入り組んだものがあります。
子供が好みそうなデザインのものを選びましょう。
③安全性の高いものを選ぶ
転がすボールや車は誤飲しない大きめのサイズを選びましょう。
スロープもぶつかった時にケガをしないような形状がいいです。
安全性の高い玩具に与えられるSTマークがついているものを選ぶと安心です。
0歳、1歳におすすめのスロープトイ6選
ここでは、0歳、1歳向けにおすすめのスロープトイをご紹介します。
①くるくるチャイム(くもん)
上の穴から玉を入れると、クルクルと螺旋状に回転しながら、トレイに出てきます。出てくる時にチンとベルがなります。
ボールを穴に入れるという簡単な動作なので、お座りが安定してくる0歳後半から使えます。
わが家でも生後10ヵ月頃に入れられるようになりました。
②TREEスロープ(エデュテ)
優しい木のデザインのスロープトイ。裏と表にスロープがあるので、ボールを穴に入れると、隠れたり現れたりしながら転がっていきます。スロープの終わりには鈴がついており、ボールが通るとチリンと音がします。
③かくれんボール(ハぺ)
カラフルなデザインのスロープトイ。ボールを置くと、らせん状に転がりながら落ちていき、最後にベルがなります。お手頃価格なのも魅力です。
④キリンスロープ(エデュテ)
キリンのかわいらしいモチーフのスロープトイ。キリンの口にコマを入れるとスロープをくるくる回転しながら、下に転がっていきます。コマは5cm程度の大きさがあり、低年齢の子でも扱いやすい大きさです。
⑤森のうんどう会(エドインター)
左右折り返し型のスロープトイ。動物たちがモチーフの車を走らせると競争するように下まで走り抜けます。折り返し地点には飛び出さないようにストッパーがついているので安心です。
⑥ボールでごきげん! ジャンピング コースター(ディズニー)
ディズニーキャラクターのボールを転がすと、回ったり、ジャンプしたり、カップインしたりと、大きな動きに目が離せません。飽きない工夫がされているので、夢中で何度でも遊べるスロープトイです。
スロープトイはレンタルもできる!
市販のおもちゃは購入すると1個あたり3,000円前後かかりますが、定額レンタルサービスを利用すると、同じような価格で1か月あたり5~6個のおもちゃがレンタルできます。
わが家でも定額制レンタルサービスの「トイサブ」を利用していますが、おもちゃ
1個当たりに計算すると、月額600円程度で利用しています。
いろいろなおもちゃを一緒にレンタルできるので、とてもおトクです。
レンタルするおもちゃはプランナーさんが最適なものを選んでくれますし、自分でリクエストする事もできます。
ご興味のある方はぜひお試しください!
↓トイサブのサービスや特徴についてはこちらでくわしくご紹介しています。
0歳、1歳向けスロープトイの知育効果
スロープトイは、繰り返し遊ぶ事でさまざまな知育効果があります。
①目と手の協応動作を促進する
「物をつかんで、決まった場所に置く」という動作をくり返すことで、目と手を連携して使う事ができるようになります。
②手指を発達させる
手のひらや指先を使い、物をにぎったり、離したりする事で、自分の意思で手指の動きをコントロールできるようになります。
③追視の訓練になる
動く物を目で追うことで、追視の訓練になります。年齢が上がると物の動きを予測したり
スロープトイの遊び方(1歳児編)
初めて遊ぶ時は、以下の手順で親がお手本をゆっくり見せてあげます。子供が遊び方を理解した後は見せなくてもいいです。
①ボールや車を手のひら全体でつかむ。
②ボールや車を持ち上げてゆっくりスロープの上まで持ってきて、一度止める。
③ボールや車をスロープに乗せる。
④子供と一緒に転がる様子をよく見る。
⑤子供にやってみたいか尋ね、やりたい場合はやらせます。興味が無さそうだったら、また今度にします。
0歳児の場合は、親がボールをスロープに乗せてあげて、転がるところを見せます。
1歳近くになってくると「ボールをつかんで置く」という動作ができるようになってくるので、自分でスロープに乗せるようになります。
まとめ
スロープトイについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
0歳、1歳向けのスロープトイは手軽に遊べて、知育効果も抜群です。
子供が扱いやすいようにコースが完成しているものを選び、親が遊び方のお手本を見せると、低年齢でも楽しく遊べます。
年齢が上がってきたら、自分でコースを組み立てるタイプにも挑戦できるので、遊びの幅が広がります。
子供にぴったりのスロープトイを選んで、楽しく遊んでみてください!