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1歳でもできる紐通しおもちゃ!遊び方のポイントは?モンテッソーリの通すお仕事③

紐通し

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穴に紐を通すだけのシンプルなおもちゃ「紐通し」。

単純な遊びに見えますが、指先の発達にはとても良いおもちゃです。

1歳にはまだ難しいのではないか?と思うかもしれませんが、ポイントを押さえれば、1歳でも楽しく遊ぶ事ができます。

わが家でも子供が夢中で遊んでいました。

ここでは、1歳向け紐通しのねらいや選び方、おすすめの市販品、遊び方のポイントなどをご紹介します。

紐通しおもちゃは1歳からできる

紐通しにはビーズに紐を通す「ビーズタイプ」と穴の開いたボードに紐を通す「ボードタイプ」の2種類があります。

1歳児向けには、「ビーズタイプ」から始めるといいと思います。

年齢の目安としては、1歳半以降です。

後ほど遊んだ様子をご紹介しますが、わが家では1歳7ヶ月の頃からやり始め、1歳9ヶ月頃に概ねできるようになりました。

まだ紐通しが難しい場合は、リングやビーズを棒に通す「棒通し」をやってから、紐通しにステップアップしましょう。

紐通しでは両手を使いますが、棒通しは片手でリングを棒に通すので、紐通しよりも遊びやすいです。

↓棒通しについては、こちらの記事をご参照ください。

※年齢はあくまで目安になりますので、子供の成長を見ながら取り組んでみてください。

知っておこう!1歳向け紐通しおもちゃのねらい

紐通しのねらいは主に2つあります。

①指先や手首の動きを発達させる

ビーズや紐を指でつまんだり、穴に紐を通す動作を通して、指先や手首を自分の意思通りにコントロールできるようにします。

②集中力を身に付ける

小さな穴に紐を通す時は意識を集中させる必要があります。ビーズを何度も穴に通す経験を通して物事に集中する習慣を身に付けます。

選び方が重要!1歳にオススメの紐通しおもちゃ

紐通しの選び方に気を付けると、1歳児でも楽しく遊ぶ事ができます。紐通し選びのポイントとオススメ品をご紹介します。

紐通し選びのポイントは2つ!

市販の紐通しはいろいろな種類があるので、どれを選べばいいかよくわからなくなってしまいます。

1歳児はまだ指先が十分に発達していないため、次のポイントで紐通しおもちゃを選ぶといいと思います。

選ぶポイント

①穴の大きさは5mm以上
②紐の先端に補助棒がついている

①穴の大きさは5mm以上

初めて遊ぶ時は穴が大きめのビーズを選ぶとやりやすいです。

穴は5~10mmを目安にする

目安としては、5~10mm程度のものから取り組み、慣れてきたら、段々と小さいものに変えていきましょう。

ビーズ穴が大きいものは、ビーズ自体も大きく作られているものが多いので、使いやすいです。

②紐の先端に補助棒がついている

紐の先端は柔らかいままだと通しづらいので、ボンドで固めたり、セロハンテープを巻いたりして、通しやすいようにしましょう。

市販おもちゃだと靴紐の先のようにちゃんと補強されているものが多いと思います。

先端が金属で補強されている

特に1歳児の場合は補助棒がついているものを選ぶとやりやすいです

木の補助棒がついたもの

1歳にオススメの紐通し4選

1歳でも扱いやすいオススメ紐通しをご紹介します。

①ズービーズ (クラシックワールド)

動物の絵柄がかわいいズービーズ。
12個のピースと1本の紐がセットになっています。穴も大きめに作られていて、補助棒も付いています。動物の他にフルーツ、乗り物、海の生き物のシリーズもあります。

②バンビーニビーズ・ドリーム(ハバ)

球体、円錐、リンク半円などのシンプルな形のビーズが12個付いている紐通し。1本の紐と取り外し可能な補助棒がセットになっています。穴の長さが異なるので、ビーズごとに紐を通す難易度が変わってきます。

③ストリング アロング シェイプ(ハペ)

丸、三角、四角などいろいろな形の32個のビーズと、2本の紐が入ったセット。ビーズの数が多いので、慣れてきたらたくさん通して遊べます。

④CUBIKA フィッシズ レーシングトイ(エデュテ)

可愛いサカナやタコ、カメ、ヒトデなどの海の生き物がプリントされたパーツに紐通ししていくレーシングトイ。 8枚の見本シート通りに紐通しを楽しんだり、パーツを積み上げてバランスゲームを楽しんだり、 海の生き物でごっこ遊びをしたりと、想像力豊かに遊ぶことができます。

番外編:ボードタイプの紐通し

⑤チーズとネズミのひも通し(クレマーズ)

1歳でもボードタイプの紐通しで遊ばせたい場合は、クレマーズの紐通しが扱いやすいです。

木製のチーズに穴が開いていて、ネズミの顔が描かれたスティックを通していきます。ネズミがチーズをかじっているように見えるところがかわいいです。サイズが10cm程度なので1歳児でも持ちやすく、外出先にも持っていきやすいです。

わが家でも使っています。(後ほど遊んだ様子をご紹介しています。)

紐通しおもちゃを手作りする時の注意点

穴に紐を通すおもちゃなので、手作りする方法はネットでたくさん紹介されています。

厚紙で作った花に紐を通してみたり、ストローに毛糸を通したり、100均ショップのビーズを利用したり…。

ただ、1歳児の場合は、紐通しおもちゃの選び方でご紹介したように、ビーズの穴の大きさ、紐の先端処理に気をつけて手作りする必要があります。

市販おもちゃはレンタルもできる!

市販のおもちゃは購入すると1個あたり3,000円前後かかりますが、定額レンタルサービスを利用すると、同じような価格で1か月あたり5~6個のおもちゃがレンタルできます。

わが家でも定額制レンタルサービスの「トイサブ」を利用していますが、おもちゃ
1個当たりに計算すると、月額600円程度で利用しています。

いろいろなおもちゃを一緒にレンタルできるので、とてもおトクです。

トイサブでレンタルできるおもちゃ例(トイサブHPより)

レンタルするおもちゃはプランナーさんが最適なものを選んでくれますし、自分でリクエストする事もできます。

ご興味のある方はぜひお試しください!

↓トイサブのサービスや特徴についてはこちらでくわしくご紹介しています。

まずはお手本を!1歳児の紐通しおもちゃの遊び方

穴に紐を通すだけなのですが、初めてやる子供には意外と難しいものです。

最初は親が以下手順でお手本を見せてあげてください。

①左手3本指で紐の先端を持つ。

②右手3本指でビーズを持ち、ビーズの穴と紐の先端を合わせて見せる。(右手、左手はやりやすい方で)

③ビーズの穴に紐を通す。

④穴から出てきた紐の先端を右手3本指で持つ。

⑤左手でビーズを持ち、紐の最後まで流す。この動作を繰り返す。

⑥全部通し終えたら、右手で1番目のビーズを持ち、左手で2番目のビーズを抑えて、引き抜く。

⑦通したビーズすべてを引き抜いて元に戻す。

⑧お手本が終わったら、子供にやりたいか聞いてみます。やりたくない時は無理をせず、また別の日にまた誘ってみてください。

両手に持って通すのが難しいようであれば、ビーズを机などに置いて抑えながらやるとやりやすいです。慣れてきたら持って通してみてください。

机に置くと通しやすい

・準備するビーズは、最初は3つ、次に5つ…と徐々に増やしていくといいです。

・ビーズは誤飲の危険がありますので、必ず側について遊ばせるようにしてください!

1歳児が紐通しおもちゃで遊んだ様子をご紹介

我が家では1歳7ヶ月頃から遊び始めました。使用したのは球体と果物のビーズです。

補助棒を使っていますが、それでも通す時に
ビーズを落としてしまったりします。

使っていますが、それでも通す時に
ビーズを落としてしまったりします。ようやく数個続けて通せました。

うまく穴に通せない

ようやく数個続けて通せましたが、ビーズを後ろに流す事がうまくできないので、補助棒にいくつもビーズが溜まってしまっています。

ビースを後ろに流せず溜まってしまう

果物ビーズはサイズが大きいので、扱いやすそうですが、穴がどこにあるのか分かりづらいようです。

穴がどこにあるかわからない

1歳8ヶ月になると、ビーズをスッと通せるようになり、補助棒を持ち替えて、ビーズを後ろに流すこともできるようになってきました。この頃から、紐通しが楽しくなってきたようで、集中して遊ぶようになりました。

うまく通せるようになってきた

1歳9ヶ月になると、一度に続けて10個以上のピースを通せるようになりました。ビーズを流すのもスムーズになりました。

スムーズに穴に通せる
たくさん通せるようになった

ボードタイプの紐通しとしてご紹介したクレマーズの「チーズとネズミのひも通し」もやってみました。

1歳後半でも持ちやすい形になっています。補助棒を通した後も棒が出てくる場所が見やすいので、何度も補助棒を通して遊んでいました。

1歳後半でも扱いやすい

外出先にも持っていけるので、暇つぶしにも使えます。

実感!紐通しおもちゃにはこんな効果があった!

効果

・右手と左手をうまく連携させて作業できるようになった。
・少し長い時間集中できるようになった。

両手を使った作業があまりなかったので、紐通しをやる事で右手と左手を連携させる作業がうまくできるようになりました。

紐通しがある程度できるようになると10分以上集中して遊ぶようになりました。

集中して遊べると楽しくなるのか、やりたい時は自分で紐通しを用意するようになったのも良かったと思います。

まとめ

紐通しは選び方に気をつけると、1歳でも楽しく遊ぶ事ができます。

両手を使う事で手先も器用になるので、ぜひお家で試してみてください!

ビーズタイプの紐通しに慣れてきたら、もっと小さなビーズやストローを通してみましょう。

↓ビーズ通しについてはこちらの記事をご参照ください。

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