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100均材料でできるトングを使った移し替え!モンテッソーリの移すお仕事②

日常生活の中で、道具を使って物を「移す」動作はたくさんあります。

特に食事をする時や料理をする時は、スプーンや箸を使って物を移す動作が必要になります。

モンテッソーリ教育の「移す」お仕事で使う道具はスプーン、トング、ピンセット、箸の順番で段々とステップアップしていきます。

今回はトングを使った「移す」お仕事について、使用する教具、ねらい、対象年齢、やり方、取り組みの様子と効果をご紹介します。

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トングの移し替え教具

トングの移し替え用教具は家にあるものや100均材料で簡単に手作りできます。

そろえる材料

・トング     1つ
・カラーボール  10個程度 
・容器      2つ

トングについて

写真は100均ショップで買ったシュガートングです。持ち手に木製の柄がついているため、握りやすいです。トングは子供の手に合った小さいのもので、先がとがっていない方が安全です。

カラーボールについて

100均ショップで購入できます。最初は直径は20mm前後のものから始めるのがおすすめです。カラーボールがない場合は、スポンジなどのやわらかいものを小さく切って使ってもいいと思います。

容器について

お皿だと作業中にカラーボールがこぼれやすいので、少し深さがある容器がいいです。

モンテッソーリ教育では、子供に物を大切に扱ってもらうために、敢えてガラスや陶器の容器を使わせます。ガラスや陶器の方が重さがあるため、作業中も安定して動きにくくなります。

ただ、忙しい中でおうちモンテをされている方もいらっしゃるので、子供がガラスや陶器を落ち着いて扱えるか様子を見ながら使用してみてください。

注意!

カラーボールは誤飲の危険があるため、必ず側についていてください。

いつからトングを使うの?

スプーンを使った移し替えがうまくできるようになってから取り組んでみましょう。

年齢の目安としては1歳6ヶ月以降からになります。

2歳頃からは、お仕事を発展させて、トングでカラーボールの色分けをしたり、カラーボールよりも固いものを移し替えてみたりしてください。

※年齢はあくまで目安ですので、子供の成長を見ながら取り組んでください。

スプーンの移し替えはこちらをご参照ください。

トングの移し替えのねらい

ねらい

・指先を自由に動かせるようにする
・集中力を身につける

①指先を自由に動かせるようにする

3本指を使ってトングを動かす事で指の筋力がつき、指を自分の意思通りにコントロールする事ができるようになります。
後に箸や鉛筆を持つ練習になります。

②集中力をつける

カラーボールをトングでつまんで、決まった位置まで持っていく作業は指先に神経を集中させる必要があります。
何度も移し替えをする事で、集中するという体験を積み重ねて行く事ができます。

移し替えのやり方

トングの移し替えを初めてやる時は、親が以下手順でお手本を見せて上げてください。子供がやり方を理解した後はお手本は省略して構いません。

①教具をトレイに乗せて持ってきます。子供が一人で持ってこられない場合は、親が一緒に持ってきます。

②親が子供の利き手側に座ってトングの正しい握り方を見せます。

③カラーボールを挟む前に、トングの動かし方をゆっくりやってみせてあげます。

④トングでカラーボールを挟んてゆっくり持ち上げ、一旦止めます。隣の容器の上に持って行き、一旦止めます。それからカラーボールを離して入れます。

⑤全部移し終えたら、容器の左右を入れ替え、ボールが入った容器を右側に持ってきます。

⑥子供にやりたいか聞き、やりたい場合はやらせます。やりたくない場合は数日おいてまた誘ってみます。

⑦教具をトレイに乗せて片付けます。

最初はカラーボール5個くらいから始め、段々と数を増やしてみてください。

右の容器から左の容器へ移す事に慣れたら、左から右へ移す練習もしてみましょう。

左から右へ移動する動作は、文字を書く時の動作につながります。

トングで移し替えする様子

わが家では2歳近くになってから始めました。(イヤイヤ期真っ盛りのため、容器は念のためプラスチック製にしています。)

トングには興味津々で、お手本を最後までしっかり見ています。

トングを渡すと、手でカチカチと動かしてみてから、カラーボールを挟み始めました。

トングを手で触ってみる

まだ指先だけで動かすのは難しいようで、手全体を使って握りながら、動かしています。

時々、ボールを落としてしまったりします。

何とか全部移し終えると、容器の左右を変えて、また最初からやり始めました。しばらく集中して何度も繰り返していました。

慣れてきた頃にカラーボールを1.5mmにしてやってみると、スムーズに移す事ができました。

トングでの移し替えの効果

効果

・指先の力がついてきた。
・少し長く集中できるようになった。

最初は手全体を使ってトングをもっていましたが、徐々に指先で持つ事ができるようになってきました。

カラーボールを挟むという動作は面白いようで、自分で何度も容器を左右に変えながら、繰り返し行っていました。

次のステップは?

トングが使えるようになったら、次はピンセットを使った移し替えに移行します。

ただ、ピンセットはトング以上に指先の力が必要になるため、洗濯ばさみで練習をしてから取り組むとスムーズにできます。

洗濯ばさみを使った遊びについてはこちらをご参照ください。

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