子供が自分で着替えをする時に難しいのがボタンです。
ボタンは教材を使って、ステップを踏みながら練習すると、子供も取り組みやすいです。
まずは簡単なスナップボタンから始めてみましょう。
ここでは、スナップボタン教材の作り方、練習のやり方をご紹介します。
スナップボタン練習教材は手作りしよう!
スナップボタン練習の教材は100均材料を使って簡単に手作りできます。
ここではスナップボタン教材の作り方をご紹介します。
通常のボタンも同じですので、ご参照ください。
100均で材料を準備しよう
・フエルト(20cm×20cm程度)2枚
・スナップボタン 10個
フエルト
輪っかにしやすい20cm×20cmくらいがおすすめです。何色か準備して子供に選んでもらいましょう。
スナップボタン
最初に練習する時はなるべく大きなサイズのボタンがおすすめです。
慣れてきたら段々と小さいサイズにしていきましょう。
スナップボタン練習教材の作り方
①フエルトを幅3〜4cmに切り分けます。これよりも細いと子供が引っ張った時に切れやすくなります。10枚くらい準備しておきましょう。
幅や長さはフエルト生地にあわせて多少変えても構いません。子供が輪っかにしやすいかどうかを確認してください。
②切ったフエルトの左端に凹凸でペアになっているスナップボタンの片方を縫い付ける。
③残った方のボタンを、フエルトの右端の反対の面に縫い付けます。
※反対の面に縫い付けるのがポイントです。
ボタンの場合も作り方は同様です。
反対側の端にボタンを通す穴をあけるとできあがりです。ボタンの縫い付けを緩めにしておくと、練習しやすいです。
スナップボタン練習のやり方
最初はフエルトを紐のように長く繋いでいきましょう。
ステップ1:紐のように長く繋ぐ
①フエルトを1枚持ってきて、凹側のスナップボタンが上になるように置きます。
②もう1枚のフエルトを持ってきて、凸側ボタンを凹側ボタンに合わせます。
③ボタンの凹凸が合ったら、上から力を入れて押し込みます。
人差し指や中指で押し込むのが難しい場合は、親指を使って押し込むやり方もあります。親指の方が力が入りやすいです。
片手で押し込むのが難しいようでしたら、両手でやってみましょう。
フエルトは10枚準備していますが、慣れないうちは少ない数から始めてみましょう。
ステップ2:輪っかにする
スナップボタンに慣れてきたら、輪っかにして繋いで見ましょう。
フエルトを持ちながら、スナップボタンをとめないといけないので、指先の力も必要になります。
いくつかの色を組み合わせてつなぐと、ちょっとした工作のようで楽しめます。
慣れてきたら、スナップボタンのサイズを小さくしていきましょう。
スナップボタン練習はいつからできる?
幼稚園や保育園では3歳児(年少)クラスになると自分で着替えをするようになってきます。
ボタンを自分で止められると着替えも楽しくなりますので、3歳前後になったら、少しずつ練習を始めてみましょう。
スナップボタン練習ができる市販おもちゃ
ボタンも含めて、指先を動かす練習がしたいという時は、ビジーボードがおすすめです。
ボタンをとめたり、ヒモを結んだり、様々な練習をすることができます。
スナップボタン練習だけしたいという場合は、市販おもちゃがないので、ご紹介したように手作りするのがおすすめです。
手作りできないおもちゃはレンタルできる!
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実感!スナップボタン練習の効果
最初は指先に力をこめて、何とかパチンと止めていましたが、練習するうちに簡単に止められるようになりました。
輪っかにしたり、長く繋いだりする方法を教えましたが、途中から自分で輪っかをねじってハートにしてみたりして、自由な発想で遊んでいました。
こういう繋ぎ方もあるのかと逆に教えられました。
まとめ
スナップボタン練習のおもちゃは100均材料で簡単に手作りでき、子供も楽しみながら練習できるのでおすすめです。
お子さんの成長を見ながら、ぜひ取り組んでみてください。