最近、家庭で手軽に植物を育てられる栽培キットが増えてきています。
植物栽培というと、お花やいちご、ミニトマト等が代表的なものではないでしょうか。
でも、わが家がおすすめしたいのは、「きのこの栽培キット」です!
きのこは育てやすくて、すぐ収穫できるので、子供の食育にとても良いんです。
ここでは、わが家で取り組んだ経験をもとに、おすすめのきのこ栽培キット、時期や育て方をご紹介します。
きのこ栽培キットのおすすめ時期は?
きのこの種類によって最適な栽培時期が異なります。
しいたけ | 通年 |
なめこ | 10月~3月 |
えのきだけ | 10月~3月 |
ぶなしめじ | 10月~3月 |
ひらたけ | 10月~3月 |
エリンギ | 10月~3月 |
きくらげ | 6月~9月 |
きのこは通常、涼しい時期の栽培が適しているようですが(きくらげは除く)、しいたけは通年で栽培が可能です。
ただし、しいたけも18℃~25℃の間が推奨温度となるため、夏場は冷房の効いた部屋の中で栽培するのがいいそうです。
また、常に18℃以下の環境となる場合、きのこが育つ個数が少なくなるので、たくさん育てたい場合は、春秋がおすすめです。
きのこ栽培キットのおすすめは?
室内で手軽に育てられるきのこの栽培キット。
調べてみると、しいたけ、なめこ、ぶなしめじ、ひらたけ、きくらげ、等いろいろな種類きのながあります。
どれがいいのか迷ってしまいますが、一番おすすめなのは、しいたけの栽培キットです。
しいたけは育てやすいので、子供と一緒に栽培ができ、コスパも良いので一石二鳥です。
ぜひ、一度お試しください。
きのこ栽培キット(しいたけ)の育て方
育て方はとても簡単です!
幼児であれば一緒にお世話ができますし、小学生であれば、お世話をお任せできます。
①栽培キットが届いたら、取り出して、菌床の表面をさっと水で洗います。
栽培袋に入れて、口を半分くらい開けて、洗濯バサミで留めます。直射日光が当たらない場所に置きましょう。
②菌床がしっとりした状態を保てるように、1日1回〜2回、霧吹きで水をかけます。
芽が出てきても、構わず上から水をかけます。
わが家では秋・冬に育てましたが、菌床がすぐ乾燥するので、1日に2回、水をかけていました。カビる事はなかったです。
③2、3日経つとニョキニョキっと芽が出てきます。
芽が密集しているところは間引きすると、大きなきのこが育つそうです。
わが家では、もったいなく感じてしまい、間引きしませんでした。
④1週間くらい経つと収穫できるようになります。
きのこの裏の膜が切れてたら、収穫OKです。サイズが小さくても膜が切れたら、収穫しましょう。
菌床を傷めないように、なるべく根本からはさみで切るようにしましょう。
2~3日間でたくさんのきのこが収穫できるので、食べきれない場合は、スライスして食品保存袋に入れて冷凍しておきましょう。
料理する時は解凍せずにそのまま使用するとしいたけの旨味が逃げません。
2回目の栽培にもチャレンジしよう!
1回目の収穫が終わったら、菌床を休ませて、2回目の収穫にチャレンジできます。
⑤収穫が終わった菌床に霧吹きで水をかけ、栽培袋に戻して、2週間程度休ませます。
その間も収穫前と同様に霧吹きで水やりをします。暖かいところで休ませるといいそうです。
⑥休養後、水を張ったバケツに栽培ブロックを沈めます。重りをして完全に水に浸るようにして、24時間浸水させます。
ペットボトルを重りに使うと便利です。
⑦水を吸って重くなった菌床を栽培袋に戻し、2回目の栽培を開始します。
1回目に50個以上きのこが収穫できた場合、2回目以降の発芽数はかなり少なくなります。
わが家では3個のきのこが発芽しました。びのびと育ったせいか、1回目と比べて大きく成長しました。
きのこ栽培キットの食育効果
きのこの発芽から収穫まで、どのように育っていくのか、観察する事ができました。
毎日水をやり、成長を見守ったので、収穫できたときの喜びは大きいです。
きのこが料理になって出てくると、「美味しいね〜!」と言いながら、よく食べてくれました。
まとめ
きのこの栽培キットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
きのこは栽培し始めてから収穫までが早いので、飽きっぽい子供でも楽しむ事ができます。
自分が収穫したきのこは料理すると格別に美味しいです。
ぜひ、一度お試しください!
子供におすすめの植物図鑑をこちらの記事でご紹介しています。