型はめパズルは子どもの知育玩具といて有名ですが、いつから始めたら良いのでしょうか?
またどのようなねらいがあるのでしょうか?
ここでは、立体タイプの型はめパズルをいつから始めたら良いのか?そのねらい、おすすめの型はめパズルを体験談に基づいてご紹介します。
ぜひご参照頂き、お子さんと一緒に遊んでみてください!
型はめパズルはいつからからできるの?
✔ピースを穴に落とすだけなら1歳頃から
✔ピースの違いを認識して遊ぶなら1歳半以降から
丸、三角、四角を穴に落とすだけであれば、1歳頃から始める事ができます。
ポットン落としの記事で型はめパズルを使ってピースを落とす練習をご紹介しています。
形の違いを認識して自分で穴を選び、落とす事ができるようになってくるのは1歳6ヵ月以降です。
我が家では1歳8ヵ月頃から徐々にできるようになってきました。
型はめパズルの前に丸、三角、四角のはめ込みパズルをやると、形の違いが認識でき、スムーズに遊べます。
↓丸、三角、四角のはめ込みパズルはこちらをご参照ください。
※年齢は目安となります。実際にはお子さんの成長を見ながら取り組んでください。
1歳向け型はめパズルのねらい
①指先や手首の動きを発達させる。
1歳は指先や手首を動きが活発になってきます。ピースやボックスをつかんだり、ピースをはめこむために手首を動かしたりする事で、自分の意思どおりに手を動かす練習をします。
②形の違いを認識する。
1歳半頃から、丸、三角、四角などが徐々に認識できるようになってくるため、はめこむ動作を通して、いろいろな形の違いを認識したり、同じ形を見つけたりできるようにします。
難易度別!1歳におすすめの型はめパズル7選
最近の型はめパズルは、パズル以外にもいろいろな遊びの機能がついたものがあります。
しかし、他の機能がたくさんついていると、興味が分散し、パズルに集中できない場合があります。
なるべくパズル機能のみのシンプルなものを選びましょう。
型はめパズルにも難易度があるため、簡単なものからご紹介します。
初級編 型はめパズル3選
一番簡単なものはピースの形が単純で、穴が上面だけについているものです。
ピースを取り出す方法もカギで開けたり、バーを引っ張ったり、フタをあけたりといろいろな種類がありますので、お好みで選んでみてください。
①ロックブロック(ボーネルンド)
丸、三角、四角の型はめパズル。図形が3種類だけで、穴が上面についています。ピースと穴の色が同じなので、穴に入れる時のヒントになります。ボックスはカギを使って開けるタイプになっています。
②形合わせボックス(BRIO)
赤い色がかわいい型はめパズル。丸、三角、四角の穴が上面についています。ボックスはバーを引いて開けるタイプになっています。ボックスが黒のバージョンもあります。
③はじめてのブロックレインフォレスト(マテル)
5種類の形の型はめパズル。丸、三角、四角、星、クロスのピースがあり、穴が上面についています。ボックスはフタを開けるタイプになっています。カラフルなデザインがかわいいです。
親が穴の位置を教えるなどしてサポートすれば、1歳頃からでもピースを穴に落とす事ができます。
すでに丸、三角、四角のはめ込みパズルに取り組んでいる場合は、初級のパズルよりももう一歩難易度を上げた上級のパズルに取り組んでもいいと思います。
上級編 型はめパズル4選
丸、三角、四角などの基本的な図形以外に様々な形のピースが入ってきます。
穴の位置も上面だけでなく、側面にもありますので、自分でボックスを回して穴を探す必要があり、穴に入れるのも難しくなります。
④形合わせパズルボックス(B.toys)
一般的なキューブタイプの型はめパズル。花型や星型など様々な形のピースがあり、穴も上面、側面に開いています。フタをスライドするとピースが取り出せます。
⑤あそびのおうち(エド・インター)
家の形をした型はめパズル。斜めになった屋根の部分からピースを落とします。ピースは家のドアをカギで開けて取り出すようになっています。
⑥アンパンマン Newまるまるパズル(ジョイパレット)
ピースには星やハートなどを含む基本的は図形が揃っています。ボックスがボールタイプなので、回して探しやすいのですが、ピースを入れる時にボックスが転がらないように抑えるところが少し難しいですね。
⑦トリダスボックス(セレクタ社)
ピースは丸、三角、四角、半円と4種類ですが、「トリダスボックス」という名の通り、ピースを取り出す方法が4種類もある型はめボックス。
ピースを取り出すためにフタを引っ張ったり、回したり、ずらしたり、指をつっこんだりするので、取り出すのが面白くて子供も夢中になってしまいます。
市販の型はめパズルでよくある形は、上に紹介しましたキューブタイプ、家タイプ、ボールタイプです。
我が家では、家タイプ、ボールタイプを使いました。取り組みの様子は後ほどご紹介します。
型はめパズルはレンタルもできる!
型はめパズルは購入すると1個あたり3,000円前後かかりますが、定額レンタルサービスを利用すると、同じような価格で1か月あたり5~6個のおもちゃがレンタルできます。
わが家でも定額制レンタルサービスの「トイサブ」を利用していますが、おもちゃ
1個当たりに計算すると、月額600円程度で利用しています。
型はめパズル以外にもいろいろなおもちゃを一緒にレンタルできるので、とてもおトクです。
レンタルするおもちゃはプランナーさんが最適なものを選んでくれますし、自分でリクエストする事もできます。
ご興味のある方はぜひお試しください!
↓トイサブのサービスや特徴についてはこちらでくわしくご紹介しています。
ゆっくりお手本を!1歳向け型はめパズルの遊び方
初めての取り組む場合は、以下の手順で親がお手本を見せながら遊びます。
①子供と一緒に型はめパズルを遊ぶ場所まで運んでくる。
②初めて取り組む時は親がお手本を見せます。動作はゆっくりやってみせてください。
③まずはピースを一つ手にとります。
④型はめパズルの穴から同じ形を探す様子を見せます。
⑤同じ形の穴が見つかったら、ピースを穴の形に合うように手首を回し、入れて落とします。
⑥子供にやってみたいか尋ね、やりたい場合はやらせます。興味が無さそうだったら、まだ今度にします。
うまく遊べない場合は、以下の難易度を目安に「最初は丸ピースからやる」、「ボックスの上面の穴だけやる」などして、簡単なステップから順番にやってみるのがおすすめです。
丸 → 三角、四角 → その他の形
ボックスの上面 → 斜面 → 側面
1つ1つステップを踏んでいくと、だんだんとできるようになっていきます。
1歳児が型はめパズルで遊んだ様子
我が家では家タイプとボールタイプの型はめパズルを使いました。
1歳になり、まずは丸、三角、四角のピースを穴に落とす事から始めました。詳しくはポットン落としの記事をご参照ください。
1歳頃だとピースの穴が斜面や側面にあるとうまく入れる事ができません。
そのため、型はめパズルを横にして、穴が上面に来るようにして使いました。
丸、三角、四角が上面の穴から落とせるようになったのは1歳1か月の頃でした。
その後、丸、三角、四角のはめこみパズルで遊び、できるようになってきた1歳7ヵ月から再び型はめパズルで遊び始めました。
すると、斜面の穴や側面の穴にも手首をうまく回して入れる事ができるようになっていました。
形がわからないものは「ここだよ」と手で指して教えると、そこにスムーズに入れられるようになりました。
1歳8ヵ月になり、ボールタイプの型はめパズルにも取り組んでみると、形の違いがわかってきたようで、自分でボールを回しながら、穴をよく見比べています。
そして、ボールが転がらないように抑え、ピースを落とせるようになりました。
時々、間違えたりしますが、形の違いが認識できるようになってきました。
遊んでわかった!1歳児への型はめパズルの効果
パズルで遊び始めた当初は穴の形をよく見ず、とにかくピースを入れようとする様子でした。遊ぶうちにピースの形や穴の形をよく観察する動作が見られるようになりました。
ピースを穴に入れるために角度を調整したり、ボックスを回して穴を探したりして、指先や手首がよく動くようになってきました。
まとめ
型はめパズルについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
子供が少しずつできるようになっていく様子を見ていると、とても嬉しいですね。
ぜひお子さんにぴったりの型はめパズルを選んで、ステップアップしながら、楽しく遊んでください。
型はめパズルに慣れてきたら、つまみのついた平面タイプの木製パズルもおすすめです。
↓こちらの記事でご紹介しています。