男女問わず、子供が夢中になる「恐竜」。
恐竜に興味を持ったら、その「好き」という気持ちをもっともっと伸ばしてあげたいですよね。
わが家でも子供が恐竜を好きになったのをきっかけに、いろいろな活動をしました。
恐竜に関する教材はそろえやすいので、ぜひ取り組んでみてほしいです。
ここでは、恐竜好きな未就学児向けのおすすめ活動をご紹介します。
いろいろな活動を通して、恐竜好きをどんどん伸ばしていきましょう!
恐竜好きを伸ばすオススメの活動をご紹介
子供は五感を使って物事を学んでいくので、
本や図鑑から知識を得るだけでなく、手や体を使った活動も一緒に行うのがポイントです。
博物館に行って実物大レプリカを見たり、工作をしたりして体全体を使って、恐竜を体験しましょう!
わが家でも実施したオススメの活動例をいくつかご紹介します。
図鑑や絵本で恐竜の名前を知ろう
恐竜図鑑というと小学生向けにいろいろな種類が出ていますが、サイズも大きく、ページ数も多いので、未就学児には扱いづらいです。
3歳~6歳を対象とした図鑑や絵本は内容を理解しやすいように工夫されていますので、我が家で使用した本をご紹介します。
なるべく本物に近い姿を知ってほしいので、リアルな絵が載った本をおすすめします。
①はじめてのきょうりゅうずかん
出版社:講談社ビーシー
ページ数:30ページ
紙質:撥水加工ボードブックタイプ
幼児向け写真図鑑で売上No.1『はじめてのずかん』シリーズの第5弾、恐竜図鑑。
この図鑑の特徴は、英語スペルと読み仮名が併記されていて、ページも破れにくく汚れにも強い厚紙撥水加工となっている事です。ボードブックタイプなので、小さい弟さんや妹さんがいても絶対に破れないので安心です。
数々の恐竜図鑑を手がけてきた神流町(栃木県)恐竜センターが監修し、人気の恐竜を完全再現したフィギュア写真が使われています。
ページ数は30ページと初めて恐竜を知る未就学児でも、飽きずに最後まで読めるボリュームです。
分類別に恐竜が紹介されていて、リアルなイラストと要点を押さえた解説が良かったです。
我が子も「恐竜ってこんなに種類があるんだね」と飽きずに最後まで見られました。
また、後ろの年表を使って恐竜がどのくらい前に存在していたか説明できたのも良かったです。
「6000万年前」を数字で説明するのは難しいですが、表を見せながら、このくらい前だよと距離で説明する事で、イメージする手助けにはなりました。
幼児向けの恐竜図鑑については他にもいくつかあります。こちらの記事で詳しく紹介していますので、ご参照ください。
②きょうりゅうのおおきさってどれくらい?
まだ数の単位を理解するのが難しい年齢なので、恐竜の大きさは「15mだよ」と教えてあげても、うまく想像できません。
この絵本はもしも恐竜が町中に現れたらという設定で、恐竜の大きさをわかりやすく説明しています。
子どもがいつも目にしている公園の遊具や信号機と比べているので、イメージが湧きやすいですね。
大きい恐竜だけでおなく、1mくらいの小さな恐竜も紹介されているので、
様々な大きさの恐竜を知る事ができます。
我が子もこの本を見て、恐竜に子どもが乗っている絵を見て、「こんなに大きいんだね〜」、「人間よりも小さい恐竜もいるんだね~」と驚いていました。
恐竜の大きさを体感!博物館に行こう!
百聞は一見に如かずという事で、図鑑や絵本を読んだ後は、博物館や夏休みの恐竜イベントなどで大きさを体感しましょう。
展示してある骨格標本から大きさを感じることができますし、実物大の模型があると生きていた頃に近い姿を見ることができます。
恐竜博物館は多くありませんが、恐竜に特化した博物館でなくても、自然史博物館のようなところにも恐竜コーナーがあります。
もし、お近くにありましたら、是非行かれる事をおすすめします。
我が子は、博物館の実物大模型を見て、本物と勘違いするほど、怖がっていましたが、とても印象に残ったようです。
恐竜は日々研究が進んでいるため、展示も最新のものに変わっていきます。何度行っても勉強になって面白いです。
恐竜フィギュアを使って遊ぼう!
博物館の実物大レプリカだと、恐竜を360度観察したいと思っても容易に近づくことができません。
そんな時は恐竜フィギュアを使って恐竜の体を観察したり、ごっこ遊びで恐竜の特徴を覚えましょう。
恐竜フィギュアはいろいろな商品がありますが、できれば本物に近いものがいいです。
割りと評判のよい子供向けフィギュアをご紹介します。
①タカラトミー社 アニアシリーズ
タカラトミー社のアニアシリーズは作りが精巧で、口や尾などの各パーツが動くようになっています。恐竜フィギュアを戦わせるバトルステージなど、セット商品がいろいろ出ています。
いいお値段なのですべて揃えるのは難しいかもしれませんが、興味のあるものだけいくつか揃えても良いと思います。
②恐竜フィギュアセット
お手頃な値段でたくさん揃えたいという方には恐竜のフィギュアセットがあります。口コミでの評価が良かったので、ご紹介させていただきます。
精巧さではアニアに劣りますが、フィギュアが数個だと物足りない子供にはぴったりです。
我が家でも子供がもう少しいろいろな恐竜の名前を覚えて興味が深まってきたら、買おうと思っています。
恐竜フィギュアがあると、「前足に鋭い爪があるのは肉食恐竜だね」とか「草食恐竜は身を守るために角があったり、尾の先端が固くなったものがいるね」なんて会話をしながら、遊ぶといいと思います。
子供の場合は、実際に手で触った方が各恐竜の名前や特徴、種類が覚えやすいです。
恐竜の工作をしよう!
今まで見たり、聞いたりした恐竜を工作で表現してみると、更に理解が深まります。
工作はいろいろありますが、代表的なところで、お絵かき、塗り絵、折り紙、ペーパークラフトなどがいいと思います。
我が家ではペーパークラフトに取り組みました。
恐竜のペーパークラフトは人気があるため、様々なメーカーのホームページから無料で型紙を印刷できます。
調べた中で日本製紙の紙工作が4~6歳くらいの年齢でもある程度は自分で取り組めそうなので、ご紹介します。一部小さなパーツがあるので、親が手助けしながら進めてください。
我が子の場合も、大きなパーツを中心にはさみで切ってもらったり、のりで貼ってもらったりして、1体30分くらいでできました。
写真はトリケラトプスとステゴサウルスですが、他にもティラノサウルスやブラキオサウルスなどお馴染みのものがあります。
ペーパークラフトを作る事で、各恐竜の特徴を改めて認識する事ができ、親子で楽しくコミュニケーションも取れるので、とても良かったです。
実感!わが家で感じた活動の効果
わが家では、まずは図鑑や絵本を眺めながら、10種類ほど名前を覚えました。
特にティラノサウルスとトリケラトプスがお気に入りになったようで、さっそくティラノサウルスを紹介した絵本を読んでいます。
今回の活動の中で、博物館で実際に恐竜の骨格標本や実物大模型を見た経験がとても刺激になり、知りたいという気持ちがグンと深くなったようです。
知る➡️疑問が湧く➡️知る➡️疑問が湧く、と繰り返していく事で知的好奇心は育まれていくんだなと実感しました。
知る事の楽しさを感じてくれたのが、何よりも嬉しかったです。
科学好きには「かがくのとも」がオススメ!
科学へのきっかけ作り、もしくは科学好きなお子さんには、月刊科学絵本「かがくのとも」がオススメです。
初めて刊行されてから50年以上続いている月刊絵本なので、小さい頃に読んだ事がある人も多いのではないでしょうか?
動物、植物、宇宙、数学、身体、衣食住等、自然や社会のさまざまな事柄を題材にしていて、子供にもわかりやすく説明されています。
わが家でも4歳頃から購読していますが、絵本のストーリーから科学の世界に入れるので、いつも楽しんで読んでいます。
おかげで、「知りたい!」という知的好奇心が育ち、図鑑をよく見るようになりました。
↓こちらの記事で「かがくのとも」を詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
恐竜好きを伸ばす活動例についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
恐竜は知れば知るほど不思議で面白い生き物なので、実物大レプリカを体感したりしながら、どんどん知る楽しさを感じてほしいと思います。
恐竜好きな子供は科学にも興味があるとおもいますので、きっかけづくりに「かがくのとも」もお試しください!