100均ショップでよく見かけるプラスチック製ビーズ。
ビーズを通してアクセサリーを作るのは小学生くらいからと思うかもしれません。
でも、道具を工夫する事で、2歳や3歳でもできるんです!
手軽に準備ができて、2歳児や3歳児でも集中して楽しめるビーズ通しの方法をご紹介します。
2歳、3歳のビーズ通し遊びは100均材料で準備できる!
・ビーズ (直径5〜10mm) 30個程度
・モール (20cm程度) 1本
・ビーズを入れる容器
ビーズ通しの後に、ブレスレットにする場合の材料です。
ビーズとモールは100均ショップで購入できます。
①ビーズについて
写真は100均ショップで購入した直径8mmのビーズです。ビーズの穴はモールを通すので大きめなものを選んでください。
注意!
ビーズは誤飲の危険があるため、必ず側について見てあげてください。
②モールについて
写真は100均ショップで購入した普通のモールです。
③ビーズを入れる容器について
ビーズが取り出しやすいように底が浅い容器がおすすめです。
モンテッソーリ教育では、子供に物を大切に扱ってもらうために、ガラスや陶器の容器を使わせます。ガラスや陶器の方が重さがあるため、作業中も安定して動きにくくなります。
ただ、忙しい中でおうちモンテをされている方もいらっしゃるので、子供がガラスや陶器を落ち着いて扱えるか様子を見ながら使用してみてください。
ビーズ通しは何歳からできる?
ビーズ直径の目安です。ビーズ穴はなるべく大きいものを選んでください。
・直径20mm以上は1歳半から
・直径5〜10mmは2歳頃から
直径10mmのビーズでいきなりビーズ通しをするのは難しいので、前回ご紹介した直径20mmくらいの木製ビーズを使う「紐通し」に慣れた後にやるのがいいと思います。
今回ご紹介する直径5〜10mmのビーズでビーズ通しをする年齢目安は2歳以降です。
わが家では2歳4ヶ月頃に楽しんでやっていました。
※年齢はあくまで目安になりますので、子供の成長を見ながら取り組んでみてください。
↓前回の紐通しについてはこちらの記事をご参照ください。
2歳、3歳向けビーズ通しのねらい
①指先や手を発達させる
直径5〜10mmのビーズを指でつまんでモールに通すにはとても細かな動きが必要です。ビーズ通しを行う事で、指先や手の発達を促進し、自分の意思通りにコントロールできるようにします。
②集中力を身に付ける
小さなビーズにモールを通す時は意識を集中させる必要があります。モールを何度もビーズ穴に通す経験を通して物事に集中する習慣を身に付けます。
Step up!ビーズ通しのやり方(2歳、3歳児編)
最初にモールの片端を曲げて、通したビーズが落ちないようにしてください。
最初は親が以下手順でお手本を見せてあげてください。
①左手3本指でモールの先端を持つ。
②右手3本指でビーズを持ち、ビーズの穴とモールの先端を合わせて見せる。
(右手、左手はやりやすい方でOK)
③ビーズの穴にモールを通す。
④穴から出てきたモールの先端を右手3本指で持つ。
⑤左手でビーズを持ち、モールの最後まで流す。
⑥ビーズが無くなるまで動作を繰り返します。
・親のお手本が終わったら、子供にやりたいか聞いてみます。やりたくない時は無理をせず、また別の日に誘ってみてください。
・いきなりたくさんのビーズを通すのが難しい場合は、最初は少ない数にして、徐々に増やしていってください。
全部通し終えたら、モールの両端をねじってつなげて輪っかにするとブレスレットになります。(※モールの両端が子供の肌にあたらないようにうまく処理してください。)
長さをかえると指輪もできます。
ブレスレットや指輪にすると、子供も「自分で作った」という達成感を感じる事ができます。
指先に良いおもちゃはレンタルもできる!
市販おもちゃは購入すると1個あたり3,000円前後かかりますが、定額レンタルサービスを利用すると、同じような価格で1か月あたり5~6個のおもちゃがレンタルできます。
わが家でも定額制レンタルサービスの「トイサブ」を利用していますが、おもちゃ
1個当たりに計算すると、月額600円程度で利用しています。
いろいろなおもちゃを一緒にレンタルできるので、とてもおトクです。
レンタルするおもちゃはプランナーさんが最適なものを選んでくれますし、自分でリクエストする事もできます。
ご興味のある方はぜひお試しください!
↓トイサブのサービスや特徴についてはこちらでくわしくご紹介しています。
2歳児が遊んだ様子をご紹介
わが家では2歳4ヶ月の時に始めました。
前回、大きめの木製ビーズで紐通しをしていたので、やり方を一度やってみせると、次からは自分でビーズをどんどん通していきます。
最後にブレスレットにして腕につけさせるととても喜んで「見て、見て〜!」とみんなに見せて回っていました。
自分が作ったものが作品になった事で達成感を感じたのか、もう一回やりたいと何度も繰り返しやっていました。
ビーズ通しの2歳児、3歳児への効果
前回の木製ビーズと比べるとビーズが小さくなっていますが、落とすことなく器用にモールに通す事ができるようになりました。
ブレスレットを作った事で達成感を感じたのか、集中して何度も繰り返し作っていました。
様々な色のビーズを使ったのですが、同じ色をいくつかつなげてみたりして、色の違いに興味を持つようになりました。
まとめ
ビーズ通しは100均材料で手軽に準備ができ、ブレスレットなどの作品に仕上げる事ができるので、2歳児や3歳児でも楽しく取り組めます。
細かい作業ができるようになると創作活動の幅も広がりますので、ぜひ取り組んでみてください。
モールのビーズを通せるようになったら、ストロー通しがおすすめです。ビーズよりも長いストローに毛糸を通すので難易度があがります。ぜひお試しください。
↓ストロー通しは、こちらの記事でくわしくご紹介しています。